「家族」繋ぐ制度目指して
現行法では、戸籍上の性別が同じ人同士の婚姻は認められていません。しかしLGBTQをはじめとする性的マイノリティの中には、同性婚を望む人も少なくないのが実態です。
県では、性的マイノリティのカップルが家族として協力し合う関係にある旨を届け出ることができる「とっとり安心ファミリーシップ制度」を創設しました。
この制度は、子どもや親も含む「ファミリー」を対象とする点が特長で、届出者とその家族がいわゆる事実婚関係の家族と同等の行政サービスを受けられることを目指しています。
誰にとっても「自分ごと」
「SOGIESC」という言葉をご存じでしょうか。「性的指向」「性自認」「性表現」「身体の性的特徴」を指し、多数派であるか少数派であるかに関わらず「すべての人にとっての性の在り方」を表す言葉です。
自分らしさと向き合うことは誰にとっても「他人ごと」ではありません。すべての人が性の多様性について考え、認め合える社会を目指し、制度の浸透を図るとともに、今後もさまざまな施策に取り組んでいきます。
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