今年4月、一般ドライバーが有償で旅客を運ぶいわゆる「ライドシェア」が都市部など一部地域で解禁され、関心を集めました。一方、県では"鳥取型"のライドシェア、「コミュニティ・ドライブ・シェア」を推進しています。
今、人口減少に伴うドライバー不足や利用者減少による事業縮小などを背景に、バスやタクシーなどの交通網から取り残される地域の増大が懸念されています。
地域交通を支えるバスやタクシーは、重要な生活インフラ。特に車の運転ができない方にとっては欠かせないものです。コミュニティ・ドライブ・シェアは、そうしたサービスが届かなくなる地域をなくすことを目指す取り組みです。例えば住民ドライバーが運行するなど、地域の実情に応じてさまざまな形で交通サービスを創出しています。
住民、事業者、行政が協働し、コミュニティの絆を生かして地域の交通手段を守る挑戦が広がっています。
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