6月12日　鳥取駅前で宇宙ビジネス交流会を開催します！

　このたび、宇宙産業参入のきっかけ作りや企業どうしの交流促進を目的とした交流会を開催します。

講演会では、講師に月面探査ローバーや人工衛星の開発を行っている株式会社たすく代表取締役の古友氏をお招きします。昨年度から鳥取県産業技術センター内に開発拠点を設置されて、鳥取でのモノづくりについて実績など交えてご講演いただきます。

その他、とっとり宇宙産業ネットワークの会員同士の交流を深めるためのプログラムとなっておりますので、ぜひご参加ください。

ルナテラス事前見学会

※鳥取大学乾燥地研究センターまで自力で来れる方のみ

交流会に参加される方を対象に、普段一般公開をしていない鳥取砂丘月面実証フィールド（ルナテラス）を公開します。

日時：令和６年６月１２日（水）　午後２時～午後２時３０分

※見学会参加希望者には別途メールで集合場所などを御連絡します。

開催概要

日時

令和6年６月１２日（水）

１部：午後3時30分～午後5時30分

２部：午後5時30分～午後7時30分

※午後3時から受付開始

会場

サンタクララ　（鳥取市永楽温泉町２５３－２）

対象

とっとり宇宙産業ネットワーク会員、県内ものづくり企業、中小企業支援機関、金融機関等

※定員50名（事前申込制。Web配信はありません。）

※是非この機会に「とっとり宇宙産業ネットワーク」にご入会ください。

※「とっとり宇宙産業ネットワーク」の概要や入会方法等は、こちらをご覧ください。

　https://www.pref.tottori.lg.jp/301313.htm

プログラム

【１部】〔15:30～17:30〕

（１）R6鳥取県宇宙産業創出関連予算の説明

【登壇者】鳥取県商工労働部産業未来創造課　課長補佐　井田　広之
※県内の産学官連携による月面探査ローバー開発プロジェクトの参画ご案内などもさせていただきます。

（２）講演会　鳥取での宇宙ものづくり（仮）

【講師】株式会社たすく　代表取締役（CEO）　古友大輔氏

《企業情報》本社は東京都杉並区。環境が特殊な宇宙機器、ロボット、飛翔体等の設計、製造、試験、運用を行うエンジニアリング会社。2023年に鳥取県産業技術センター内に入居。

《経歴等》　ロボット生産技術からキャリアをスタート。半導体や自動車の生産設備開発を経験した後、高性能自動車の開発に携わり新技術の市場投入に従事。
2009年から、国際宇宙ステーションのシステムに取り組み、地球と宇宙をつなぐ通信装置や科学ミッション機器の開発を行う。
2012年から月探査プロジェクトに参加し探査車、輸送船を開発。
2020年株式会社たすくを設立。宇宙のモノづくり支援を幅広く行い、誰でも参入できる宇宙産業への発展を目指す。

（３）プラン発表　ルナテラスのその先へ　～月面環境試験設備の整備/運営事業～

【講師】日揮グローバル株式会社　デジタルプロジェクトデリバリー部　月面プラントユニット　ユニットリーダー　深浦　希峰氏

《経歴等》2015年、日揮株式会社(現日揮ホールディングス)入社。

プラントエンジニアとしてLNGプラントやガス処理プラントなど、海外プロジェクトの設計業務に従事。2018年、社内で宇宙ビジネスを構想する有志活動を開始。2020年に専任チーム「月面プラントユニット」立ち上げ。JAXAとの「月面推薬生成プラント構想検討に係る連携協力協定」締結。2021年～2023年、2年間のJAXA有人宇宙技術部門への出向を経て現職。月面・月近傍の経済圏創出へ向け「インフラ」という切り口で事業創出、産学連携に尽力する。