価値観・働き方・ライフスタイルの多様化、少子化、更には新型コロナによる人と人との接触機会の減少。そうした社会の変化から、生活困窮、ヤングケアラー、ひきこもり、産後うつ、老老介護など、多様で複雑な要因による孤独・孤立が深刻な社会問題となっています。
県は、令和4年12月に「鳥取県孤独・孤立を防ぐ温もりのある支え愛社会づくり推進条例」を制定。さまざまな機関が関わりあい、支援の輪を広げる施策を進めています。
さらに、国が孤独・孤立の問題を社会全体の課題と位置づけ、「孤独・孤立対策推進法」を今年4月に施行したことに伴い、県では「とっとり孤独・孤立対策官民連携プラットフォーム」を拡大。より多くの支援機関との連携を強化することにより、孤独・孤立対策を効果的に推進する官民連携体制を築いていきます。
すべての人にとって無縁ではない孤独・孤立。本人が望まない孤独を感じ、または孤立していても社会の中で声を上げられずに一人で悩みを抱える人たちが、地域、学校、会社といった身近なところにいます。見守りや声掛けを通じて、人と人とがつながり合い、支え合える環境をつくっていきませんか。
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