SNSやネットの情報を鵜呑みにしていませんか。情報の中には、偽・誤情報が含まれているかもしれません―。
近年、デジタルツールが普及し、誰でも簡単に情報の発信・取得ができるようになりました。
一方で、情報の正確性よりも人々の関心や注目が利益を生むネット社会の経済的特性が、偽・誤情報の拡大を助長しているとして社会問題となっています。
また、SNS等には、利用者の検索履歴から興味を持ちそうな情報を分析・選別し表示する特性があります。偏った情報に囲まれることで、世の中の標準を誤認したり、無意識のうちに特定の意見や思想が増幅していく状態に陥ることも。
大規模災害の発生や感染症流行など、人々の不安が高まる時に、偽・誤情報や誹謗中傷が拡散しやすい傾向にあり、特に注意が必要です。
デジタルメディアが生活に必要不可欠な現代。情報の真偽を確かめ、正しいかどうか判断できない場合には安易に発信・拡散しないなど、情報を正しく見極め、正しく行動する能力=デジタルメディアリテラシーを高めることが大切です。
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