2015年9月24日
平成27年9月20日(日)、22日(火)古代中世部会は、鳥取県立博物館、米子市文化ホールにて、新鳥取県史資料編 古代中世1 古文書編 刊行記念講演会「古文書が語る中世の鳥取」を実施しました。
県立博物館は、130人、米子市文化ホールは100人の参加者があり、皆さん熱心に聴講されていました。
【平成27年9月20日(日)鳥取県立博物館 講堂】
(写真1)会場の様子
(写真2)講演1「山名氏と因幡・伯耆」 講師:末柄豊氏(東京大学史料編纂所准教授)
(写真3)講演2「戦国の合戦と『通路』」講師:秋山伸隆氏(県立広島大学教授)
【平成27年9月22日(火)米子市文化ホール イベントホール】
(写真4)会場の様子
(写真5)講演1「荘園のつくり方ー米子市淀江にあった宇多川荘を中心にー」
講師:錦織 勤氏(鳥取大学名誉教授)
(写真6)講演2 「毛利・織田戦争の終戦交渉ー伯耆国を中心にー」
講師:倉恒 康一氏(島根県古代文化センター研究員)
県史編さん室
公文書館 2015/09/24
in 県史編さん室,講座などのイベント
2015年8月28日
平成27年8月23日(日)、現代部会は、倉吉市高城公民館で倉吉博物館主催「ち号演習と高城飛行場」の出前講座を実施しました。
ち号演習は昭和20年5月から県下全域で行われた本土決戦に備える防衛陣地の築城作業で、県民60万人を動員したとされます。高城飛行場は、同じく昭和20年6月から12万人を動員して高城地区に建設された秘匿飛行場です。
当日は、ち号演習の大動員の計画や、高城飛行場の建設命令の時期など、これまでの調査で明らかとなったことを報告させていただきました。
地元の方を中心に60名の皆さんに熱心にお聞きいただき、報告終了後には、倉吉市成徳小学校から高城飛行場まで裸足で歩き、土運びを手伝いにきたという女性や、子供のころに飛行場にあった飛行機に乗せてもらった男性など、貴重な体験談もお聞きすることができました。
(写真1)写真や地図を使って昭和20年の2つの大動員について説明しました
(写真2)終了後に15人程度の方に残っていただき体験談をお聞きしました
県史編さん室
公文書館 2015/08/28
in 県史編さん室,講座などのイベント
2015年8月11日
平成27年8月1日(土)と8日(土)の2日間、戦後70年記念事業として、米子市と倉吉市で「子どもたちの戦闘配置~学童集団疎開と満蒙開拓青少年義勇軍」を開催しました。
米子会場では、講師の石田敏紀委員が、鳥取への学童疎開の様子を描いた絵本「わたし11さい」を用いて、学童疎開のしくみと実際の様子を説明しました。会場には疎開体験者の方もお見えで、当時の疎開生活について語っていただきました
(写真1)米子会場の講演会の様子
倉吉会場では、講師の小山富見男委員が、義勇軍の送出に果たした教師の役割の大きさを説きました。
会場には義勇軍参加者も2名お越しいただき、渡満動機や引揚げの労苦を話していただきました。
(写真2)倉吉会場での講演会の様子
県史編さん室
公文書館 2015/08/11
in 県史編さん室,講座などのイベント
2015年8月10日
平成27年8月1日(土)、民俗部会は、鳥取ガスショールーム サルーテにて、とっとり・民話を語る会主催の「ふるさと民話の集い―鳥取県の妖怪・講演とかたり―」で出前講座を実施しました。
「おとん女郎」「河童の雨乞い」などの民話の語りの前に、樫村専門員が「鳥取県の妖怪」と題して妖怪の名前のつけられ方や鳥取県の妖怪の特徴などを説明しました。
また講演と民話語りの終了後、集まった子どもたちが鳥取県東部の妖怪・幽霊の分布地図の制作をしました。
(写真1)鳥取県の妖怪について解説する樫村専門員
(写真2)妖怪・幽霊についての語りを聞く子どもたち
(写真3)小林龍雄会長の指導で妖怪・幽霊の分布地図の制作をする子どもたち
県史編さん室
公文書館 2015/08/10
in 県史編さん室,講座などのイベント
2015年7月24日
(写真1)米子会場の展示の様子
(写真2)米子会場では「子ども夏休み体験ツアー」の皆さんにもご覧いただきました。
(写真3)倉吉会場の展示の様子
県史編さん室
公文書館 2015/07/24
in 県史編さん室,講座などのイベント,展示
2015年3月26日
平成27年3月15日(日)、鳥取県立博物館会議室にて、平成26年度新鳥取県史巡回講座・とっとり県民カレッジ連携講座「武家の女性・村の女性」(主催:鳥取県立公文書館、鳥取県立博物館)を開催しました。今回は、鳥取県史ブックレット第14巻『武家の女性・村の女性』の著者である谷口啓子氏(新鳥取県史編さん委員会近世部会委員)を講師にお招きしました。
講座には42名の方にお集まりいただきました。講師の皆様、参加者の皆様、開催に御協力いただいた皆様ありがとうございました。
講演会の様子
県史編さん室
公文書館 2015/03/26
in 県史編さん室,講座などのイベント
2014年12月17日
平成26年12月13日(土)、鳥取ガスショールームサルーテ古民家ゾーン(鳥取市片原5丁目503)にて、平成26年度新鳥取県史巡回講座(連携)とっとり・民話を語る会講演会「鳥取県の妖怪」(主催:とっとり・民話を語る会、鳥取県立公文書館)を開催しました。
今回は、鳥取県史ブックレット第13巻『鳥取県の妖怪-お化けの視点再考-』の著者である小林光一郎氏(神奈川大学日本常民文化研究所特別研究員)を講師にお招きし、とっとり・民話を語る会から語り部として、桝田美穂子さん、田中多津子さん、植木瑞穂さん、山田馨さん、小林龍雄さん、吉岡郁恵さんに参加いただきました。また、最後に酒井董美先生(元島根大学教授・山陰民俗学会長)のコメントをいただきました。
当日は、約25 名のご参加をいただきました。「解説付きの語りでとてもよくわかった」、「語りと解説の内容が良かった。」「鳥取のお化けに興味をもった」「昔話の継承活動が歴史資料の保存・発展につながることに興味をもった」など感想をいただき、参加者の皆様には楽しく学んでいただけたようです。
講師の皆様、参加者の皆様、開催に御協力いただいたとっとり・民話を語る会の皆様ありがとうございました。
(写真1)講演中の小林光一郎氏
(写真2)「大江の河童」を語る桝田美穂子さん
(写真3)「アマンジャクの落とし物」を語る田中多津子さん
(写真4)「しょろしょろ狐」を語る植木瑞穂さん
(写真5)「徳尾の大坊主」を語る山田馨さん
(写真6)「桂蔵坊狐と焼き鼠」を語る小林龍雄さん(とっとり・民話の会会長)
(写真7)「喰わず女房」を語る吉岡郁恵さん
(写真8)鳥取県、山陰地方の民話について解説する酒井董美先生
県史編さん室
公文書館 2014/12/17
in 県史編さん室,講座などのイベント
2014年7月9日
平成26年7月9日(水)、資料修復ワークショップを開催しました。
企画展「アーカイブズの世界-紙資料を修復する-」に合わせての開催です。
講師には、南部町在住の修復士・秦博志さんをお迎えし、歴史的価値を有する紙資料や書籍の修復の目的や技術について学びました。受講者の、県内の博物館、図書館等の職員10名は、資料の汚れの除去や破れた紙資料の繕いを実習しました。
(写真1)スライドを使っての講義
(写真2)消しゴムを使って資料をクリーニング
(写真3)作業中の秦さんと受講者
(写真4)紙の破れを繕う受講者
公文書館 2014/07/09
in 公文書担当,講座などのイベント
2014年3月27日
平成26年3月21日(金)、境港市しおさい会館にて、平成25年度新鳥取県史巡回講座「鳥取県の妖怪」(境港市・ほうき民話の会共催)を開催しました。今回は、鳥取県史ブックレット第13巻『鳥取県の妖怪-お化けの視点再考-』の著者である小林光一郎氏(神奈川大学日本常民文化研究所特別研究員)を講師にお招きし、ほうき民話の会から龍田美智子さん、内田美恵さんに語り部として参加いただきました。
当日は、約30名のご参加をいただきました。「語りと解説のコラボが良かった」、「お話が面白く、子どもの頃にに戻った気になった」「楽しい解説で勉強になった」など感想をいただき、参加者の皆様には楽しく学んでいただけたようです。
講師の皆様、参加者の皆様、開催に御協力いただいた境港市商工観光課、教育委員会生涯学習課の皆様ありがとうございました。
(写真1)足田館長の挨拶
(写真2)講演する小林光一郎氏
(写真3)「藤内狐」について語る龍田美智子さん
(写真4)「米子の河童」について語る内田美恵さん
(写真5)講演会の様子
県史編さん室
公文書館 2014/03/27
in 県史編さん室,講座などのイベント
2014年1月24日
平成26年1月18日(土)、北栄町図書館「郷土史入門講座」に講師として県史編さん室の樫村専門員を派遣しました。
この講座では、「北栄町の民具資料について」というテーマで講演しました。その内容は、北栄町の砂丘畑ではそれに対応した民具(農具)が使用されてきたことと、今後も砂丘地帯、黒ボク土地帯のような特徴的な自然環境での暮らしの資料を収集・保存、そして活用していくことが重要であるということです。この講座には14名の方々が出席されました。
(写真1)講演をする樫村専門員
(写真2)講演会場の様子
県史編さん室
公文書館 2014/01/24
in 県史編さん室,講座などのイベント