薄れゆく戦争体験を次の世代に継承するため、平成18年度に募集を行った県民の戦争体験手記に御応募いただいたなかから109編を収録しました。
中国・フィリピン・ビルマ・南太平洋での戦場体験、出征した父・兄・夫の帰りを待ちながら家庭を守った女性の日常、県内外の軍需工場へ動員された若者たち、食糧増産に明け暮れた国民学校の生活など、郷土の人々が肌で感じた戦争体験記録集です。
なお、本書は、当館のほか県庁県民室・各総合事務所県民局で一般向け頒布も行います(売り切れの場合もありますので、事前に最寄の窓口にお問合せください)。
収録内容
上巻(56編)
戦場体験とシベリア抑留(36編)/大陸での生活と引き揚げ(14編)/満蒙開拓団・青少年義勇軍(6編)
下巻(53編)
日常のなかの戦争(12編)/勤労動員の経験(14編)/国民学校の思い出(15編)/空襲・被爆・事件・事故(7編)/慰霊(5編)
体裁
B5版 上巻248ページ、下巻224ページ
頒布価格
各巻500円
頒布窓口
次の各窓口で頒布します。