明治38(1905)年5月末、日露戦争の勝敗を決した日本海海戦が行われた結果、ロシア兵の遺体が本県各地に漂着、回収、埋葬されました。その実態は不明な点が多かったのですが、当館では、当時の公文書・新聞・日記等の文献調査や現地調査を行い、下記のとおり調査報告書を刊行しました。
なお、本書は、県内の各市町村立図書館や各学校、在日ロシア大使館・各領事館、その他の関係機関に無償配布するほか、このページでPDF形式のファイルを公開します。
書名
日露戦争時・鳥取県域に漂着したロシア兵
著者
清水 太郎 (しみず たろう)
体裁
B5判 64ページ
目次
はじめに
- 鳥取県におけるロシア兵の漂着の概要
- 岩美町の事例
- 境港市の事例
- 大山町の事例
- 『鳥取新報』の漂着ロシア兵の扱い
- 遺物の漂着
- 埋葬地の実態把握へ
- 長崎市への改葬
おわりに
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