平成23年10月29日(土)に吉野ヶ里歴史公園(佐賀県神埼郡吉野ヶ里町)で開催された吉野ヶ里歴史公園特別企画展記念フォーラムに、県史編さん室の湯村功専門員がパネラーとして参加しました。
フォーラムは「よみがえる邪馬台国 吉野ヶ里と出雲王国」と題され、第1部はマスコミ関係者、第2部は考古学・古代史の専門家による基調講演やパネルディスカッションが行われたものです。
湯村専門員は、青谷上寺地遺跡の発掘調査に携わった経験をもとに、弥生時代の九州と山陰に関するパネルディスカッションに参加しました。
(写真1)フォーラムの会場は、吉野ヶ里歴史公園の東口エントランス部分に設置されました
(写真2)第2部のパネルディスカッションには、全国から6名の専門家がパネラーとして参加しました
(写真3)県史編さん室の湯村専門員(写真左)もパネラーとして議論に加わりました
県史編さん室
平成23年10月25日から27日まで、真名井(まない)神社(松江市)、島根県立古代出雲歴史博物館、日御碕(ひのみさき)神社、出雲市立出雲中央図書館(以上出雲市)で、中世史料調査を実施しました。
貴重な原文書の調査・撮影を許可していただいた関係者の皆様に深く感謝申し上げます。
(写真1)古代出雲歴史博物館での史料調査の様子
(写真2)文書1点ごとに調査カードを作成
(写真3)日御碕神社での史料調査の様子
(写真4)日御碕神社での文書撮影の様子
(写真5)日御碕神社の風景
県史編さん室
本日から向山6号墳(倉吉市巌城)の3次元測量を始めました。今後、馬ノ山4号墳、北山古墳(ともに湯梨浜町)の順に測量していきます。古墳を測量するためには地表面が見えていないといけないのですが、古墳の多くは樹木や雑草に覆われています。そのため測量前に雑草や雑木の刈り取りを行います(写真1)。
写真2で使用しているのは、3次元測量を行う機械です。測量の際は三脚の上の部分が測量対象にレーザーを照射しながら左右に動きます。後ろに見える白黒に塗り分けられたターゲットを測量範囲に設置します。
写真3は、3次元測量作業の様子です。古墳全体にレーザーが当たらないので機械を移動させながら測量を進めていきます。最終的には計測データを合成しますので、左側の機械でターゲットに座標を与える作業も同時に行います。
(写真1)向山6号墳での除草作業の様子
(写真2)向山6号墳での3次元測量の様子(その1)
(写真3)向山6号墳での3次元測量の様子(その2)
県史編さん室
平成23年10月17日(月)、新鳥取県史編さん専門部会を近代部会・現代部会の合同で開催しました。
会議では、まず本年度の調査や資料編・ブックレット編集の状況、既刊刊行物の販売状況などについて報告、続いて来年度以降の事業について協議しました。
新鳥取県史編さん専門部会(近代・現代)での協議の様子
県史編さん室
新鳥取県史編さん事業に伴う古墳の測量が、今年度もいよいよ始まりました。
今年度の対象は、馬ノ山4号墳(湯梨浜町)、北山古墳(同)、向山6号墳(倉吉市)です。前方後円墳という古墳の形を、3次元レーザーを使って図化します。10月7日(金)には、現地で測量範囲の確認を行いました。今後、除草作業等を行い、本格的な測量作業へ向かいます。
(写真1)北山古墳での現地確認の様子
(写真2)向山6号墳(中央に見えるのは石室入口)
県史編さん室
平成23年度の第2回新鳥取県史編さん専門部会(近世)を、10月7日(金)に開催しました。近世部会は、平成23年度事業の進捗状況、次年度以降の事業計画などについて協議しました。
また近世部会は、翌10月8日(土)に『新鳥取県史資料編 近世 西伯耆』のための資料調査として、鳥取県立博物館所蔵及び寄託の近世文書を実見し、掲載候補資料を選定しました。
(写真1)平成23年度第2回専門部会(近世)での協議の様子
(写真2)県立博物館での資料調査の様子
県史編さん室
平成23年度の第2回新鳥取県史編さん専門部会(考古)を、平成23年10月6日(木)に開催しました。
考古部会は、平成23年度事業の進捗状況、平成24年度の事業計画、資料編の執筆候補者などについて協議しました。
考古部会の様子
県史編さん室