平成28年5月14日(土)、公文書館で第1回現代部会を開催しました。
平成28年度刊行予定の『軍事・兵事編』の編集状況と、平成30年・31年刊行予定の『政治行政編』『社会経済文化編』の調査状況について報告しました。
協議では主に、GHQ軍政レポートの翻訳手順や今後の編さん方針等について議論しました。
現代部会での協議の様子
県史編さん室
平成28年5月17・18日の2日間、近世部会は、国立歴史民俗博物館(千葉県佐倉市)で「石見亀井家文書」の調査を実施しました。
亀井家は、天正9年(1581)に家祖茲矩(これのり)が因幡国鹿野城主(鳥取市鹿野町)となり、その子政矩(まさのり)も、石見国津和野(島根県鹿足郡津和野町)へ転封となる元和3年(1617)まで鹿野を治めました。
今回の調査では、平成29年度の『因幡編』刊行に向けて、慶長期(1595~)から元和3年までの史料の閲覧・写真撮影を行いました。
御協力いただいた関係者の皆様へ、厚く御礼申し上げます。
調査の様子
県史編さん室
古代中世部会では、5月7日(土)に倉吉市の定光寺で資料調査を行いました。
秋山伸隆部会長をはじめ、計7名の調査委員と事務局が参加し、県指定文化財となっている同寺所蔵の尼子経久肖像画や古文書類、また南条一族の宝筺印塔等の原本調査を実施しました。
御協力いただいた住職様をはじめ関係者の皆様にあつく御礼申し上げます。
(写真1)定光寺本堂
(写真2)定光寺庫裡での調査の様子
(写真3)南条一族の宝筺印塔
県史編さん室
平成28年5月16日(月)、第1回「県立公文書館在り方検討会議」を公文書館会議室で開催しました。
この会議では、公文書等の管理に関する支援を含めた県と市町村の役割や公文書館が保存・管理すべき重要な資料の範囲に関することなどを検討していく予定です。
【県立公文書館在り方検討会議委員】
早川和宏 |
(座長・東洋大学法学部教授) |
森本祥子 |
(東京大学文書館准教授) |
中島伸一郎 |
(鳥取市総務部次長兼総務課長) |
西田寛司 |
(三朝町総務課長) |
網浜聖子 |
(県立図書館郷土資料課長) |
まず、委員の皆さんに当館の書庫を見ていただきました。
(写真1)書庫案内の様子
続いて、会議室へ移りました。
(写真2)伊澤勇人総務部長挨拶
委員はこちらの皆さんです。
(写真3)早川委員・座長
(写真4)森本委員
(写真5)中島委員
(写真6)西田委員
(写真7)網浜委員
その後、早川座長の進行により、各都道府県公文書館等の市町村支援の状況調査や県内市町村の文書管理状況を報告し、課題を検討しました。
(写真8)会議の様子
第2回目は7月に開催予定です。
平成28年5月6日(金)、平成28年度 第1回 古代中世部会を公文書館会議室で開催しました。
会議では、平成29年3月刊行予定の『新鳥取県史 資料編 古代中世2 古記録編』の構成・分類・配列などについて協議しました。
古代中世部会での協議の様子
県史編さん室