2016年6月9日
平成28年5月31日(火)、第1回近世部会・史料検討会を開催しました。
会議では、29年度刊行予定の『因幡編』、30年度刊行予定の『地誌編』のスケジュールなどを協議し、史料検討会では、『因幡編』へ掲載する史料の選定を行いました。
近世部会での協議の様子
県史編さん室
公文書館 2016/06/09
in 会議など,県史編さん室
2016年6月6日
平成28年6月2日(木)、鳥取県庁のとっとり創生若手タスクフォースのメンバー6人が県史編さん室を訪問されました。
「地域資源を活かした魅力あるまちづくり」をテーマに活動を行っていく第一歩として、原始古代から現代までの鳥取県の歴史からこの地域の特色を学びました。
勉強会の様子
県史編さん室
公文書館 2016/06/06
in 県史編さん室
2016年6月1日
平成28年5月30日(月)、西部総合事務所(米子市)で今年度の第1回民俗部会を開催しました。
平成28年度事業の進捗状況について報告し、協議では、主に民俗編等の成果の活用方法、今後の編さん方針等について議論しました。
民俗部会での協議の様子
県史編さん室
公文書館 2016/06/01
in 会議など,県史編さん室
2016年5月26日
平成28年5月14日(土)、公文書館で第1回現代部会を開催しました。
平成28年度刊行予定の『軍事・兵事編』の編集状況と、平成30年・31年刊行予定の『政治行政編』『社会経済文化編』の調査状況について報告しました。
協議では主に、GHQ軍政レポートの翻訳手順や今後の編さん方針等について議論しました。
現代部会での協議の様子
県史編さん室
公文書館 2016/05/26
in 会議など,県史編さん室
2016年5月25日
平成28年5月17・18日の2日間、近世部会は、国立歴史民俗博物館(千葉県佐倉市)で「石見亀井家文書」の調査を実施しました。
亀井家は、天正9年(1581)に家祖茲矩(これのり)が因幡国鹿野城主(鳥取市鹿野町)となり、その子政矩(まさのり)も、石見国津和野(島根県鹿足郡津和野町)へ転封となる元和3年(1617)まで鹿野を治めました。
今回の調査では、平成29年度の『因幡編』刊行に向けて、慶長期(1595~)から元和3年までの史料の閲覧・写真撮影を行いました。
御協力いただいた関係者の皆様へ、厚く御礼申し上げます。
調査の様子
県史編さん室
公文書館 2016/05/25
in 県史編さん室,調査
2016年5月20日
古代中世部会では、5月7日(土)に倉吉市の定光寺で資料調査を行いました。
秋山伸隆部会長をはじめ、計7名の調査委員と事務局が参加し、県指定文化財となっている同寺所蔵の尼子経久肖像画や古文書類、また南条一族の宝筺印塔等の原本調査を実施しました。
御協力いただいた住職様をはじめ関係者の皆様にあつく御礼申し上げます。
(写真1)定光寺本堂
(写真2)定光寺庫裡での調査の様子
(写真3)南条一族の宝筺印塔
県史編さん室
公文書館 2016/05/20
in 県史編さん室,調査
2016年5月20日
平成28年5月16日(月)、第1回「県立公文書館在り方検討会議」を公文書館会議室で開催しました。
この会議では、公文書等の管理に関する支援を含めた県と市町村の役割や公文書館が保存・管理すべき重要な資料の範囲に関することなどを検討していく予定です。
【県立公文書館在り方検討会議委員】
早川和宏 |
(座長・東洋大学法学部教授) |
森本祥子 |
(東京大学文書館准教授) |
中島伸一郎 |
(鳥取市総務部次長兼総務課長) |
西田寛司 |
(三朝町総務課長) |
網浜聖子 |
(県立図書館郷土資料課長) |
まず、委員の皆さんに当館の書庫を見ていただきました。
(写真1)書庫案内の様子
続いて、会議室へ移りました。
(写真2)伊澤勇人総務部長挨拶
委員はこちらの皆さんです。
(写真3)早川委員・座長
(写真4)森本委員
(写真5)中島委員
(写真6)西田委員
(写真7)網浜委員
その後、早川座長の進行により、各都道府県公文書館等の市町村支援の状況調査や県内市町村の文書管理状況を報告し、課題を検討しました。
(写真8)会議の様子
第2回目は7月に開催予定です。
公文書館 2016/05/20
in 会議など,館見学,公文書担当
2016年5月17日
平成28年5月6日(金)、平成28年度 第1回 古代中世部会を公文書館会議室で開催しました。
会議では、平成29年3月刊行予定の『新鳥取県史 資料編 古代中世2 古記録編』の構成・分類・配列などについて協議しました。
古代中世部会での協議の様子
県史編さん室
公文書館 2016/05/17
in 会議など,県史編さん室
2016年4月28日
現代部会ではこのたび、昭和17年に建設が進められた戸倉峠(若桜町)の軍用トンネル跡の調査を行いました。以前何度も調査をしたことのある近代部会田村達也委員の案内で、考古部会高田健一委員ほか1名と、『軍事兵事編』を担当する西村が同行しました。
八頭高等学校郷土研究部が地元の方の聞き取りを中心にまとめた資料によれば、以下のとおりです。
このトンネルは昭和17年に軍事用道路として内務省の管轄下で建設が始まり、19年工事中途で放棄されたものです。昭和31年開通の「戸倉トンネル」(平成7年「新戸倉トンネル」の開通により現在は封鎖)の50~70メートル上方に位置しています。朝鮮人労働者約100人と地元の男女約30人によって掘られ、導坑約430メートルを貫通し鳥取県側の入口は完成。昭和18年からはコンクリート打設が始まり、入口から100メートル地点までは巻立も完成しています。
内部はひんやりとした空気に包まれ、当時のコンクリート壁はそのまま、支保工材である杉丸太も残存していました。入口付近の天井から水が染み出し、大きなひびが認められましたので、崩落の危険性があり、足早に退去しました。
この軍用トンネルは、姫路第10師団がおかれた播磨地方と鳥取との通行、物資運搬を容易にするために建造られたものと推察されますが、当時の記録が残っておらず、建造の経緯や途中で放棄された理由などは分かっていません。
(写真1)旧戸倉トンネル脇の急斜面を50~70メートルを上りきったところ現れる軍用トンネル入口
(写真2)トンネル内部は高さ約4メートル、幅約6メートル
(写真3)トンネル奥は狭くなり、所々にコンクリートの木組みを外した跡があった
(写真4)内部から鳥取側入口方向をみたところ。
外の土砂が崩落し入り込んできている
県史編さん室
公文書館 2016/04/28
in 県史編さん室,調査
2016年4月25日
平成28年4月16日から19日の4日間、近代部会は国立公文書館(16日)、国立歴史民俗博物館(17日)、東京大学史料編纂所(18日)、東京海洋大学附属図書館(19日)で資料調査を実施しました。
今回は、平成29年3月刊行予定の『新鳥取県史資料編 近代6 軍事兵事編』に掲載する資料の調査として、国立公文書館においては『慶明雑録』(薩摩藩島津家所蔵の慶応・ 明治の雑録の写)を調査しました。
お忙しい中、調査に協力いただいた関係機関の皆様に、厚くお礼申し上げます。
(写真1)国立公文書館
(写真2)国立歴史民俗博物館の入口
(写真3)東京海洋大学の正門
県史編さん室
公文書館 2016/04/25
in 県史編さん室,調査