2011年10月24日
本日から向山6号墳(倉吉市巌城)の3次元測量を始めました。今後、馬ノ山4号墳、北山古墳(ともに湯梨浜町)の順に測量していきます。古墳を測量するためには地表面が見えていないといけないのですが、古墳の多くは樹木や雑草に覆われています。そのため測量前に雑草や雑木の刈り取りを行います(写真1)。
写真2で使用しているのは、3次元測量を行う機械です。測量の際は三脚の上の部分が測量対象にレーザーを照射しながら左右に動きます。後ろに見える白黒に塗り分けられたターゲットを測量範囲に設置します。
写真3は、3次元測量作業の様子です。古墳全体にレーザーが当たらないので機械を移動させながら測量を進めていきます。最終的には計測データを合成しますので、左側の機械でターゲットに座標を与える作業も同時に行います。
(写真1)向山6号墳での除草作業の様子
(写真2)向山6号墳での3次元測量の様子(その1)
(写真3)向山6号墳での3次元測量の様子(その2)
県史編さん室
公文書館 2011/10/24
in 県史編さん室,考古,調査
2011年10月19日
平成23年10月17日(月)、新鳥取県史編さん専門部会を近代部会・現代部会の合同で開催しました。
会議では、まず本年度の調査や資料編・ブックレット編集の状況、既刊刊行物の販売状況などについて報告、続いて来年度以降の事業について協議しました。
新鳥取県史編さん専門部会(近代・現代)での協議の様子
県史編さん室
公文書館 2011/10/19
in 会議など,県史編さん室
2011年10月11日
新鳥取県史編さん事業に伴う古墳の測量が、今年度もいよいよ始まりました。
今年度の対象は、馬ノ山4号墳(湯梨浜町)、北山古墳(同)、向山6号墳(倉吉市)です。前方後円墳という古墳の形を、3次元レーザーを使って図化します。10月7日(金)には、現地で測量範囲の確認を行いました。今後、除草作業等を行い、本格的な測量作業へ向かいます。
(写真1)北山古墳での現地確認の様子
(写真2)向山6号墳(中央に見えるのは石室入口)
県史編さん室
公文書館 2011/10/11
in 県史編さん室,考古,調査
2011年10月11日
平成23年度の第2回新鳥取県史編さん専門部会(近世)を、10月7日(金)に開催しました。近世部会は、平成23年度事業の進捗状況、次年度以降の事業計画などについて協議しました。
また近世部会は、翌10月8日(土)に『新鳥取県史資料編 近世 西伯耆』のための資料調査として、鳥取県立博物館所蔵及び寄託の近世文書を実見し、掲載候補資料を選定しました。
(写真1)平成23年度第2回専門部会(近世)での協議の様子
(写真2)県立博物館での資料調査の様子
県史編さん室
公文書館 2011/10/11
in 会議など,県史編さん室,調査
2011年10月7日
平成23年度の第2回新鳥取県史編さん専門部会(考古)を、平成23年10月6日(木)に開催しました。
考古部会は、平成23年度事業の進捗状況、平成24年度の事業計画、資料編の執筆候補者などについて協議しました。
考古部会の様子
県史編さん室
公文書館 2011/10/07
in 会議など,県史編さん室
2011年9月30日
新鳥取県史編さん古代中世部会では、平成23年9月26日(月)から29日(木)まで、東福寺・石清水八幡宮・京都国立博物館において史料調査を実施しました。
このうち、東福寺では、東福寺領であった因幡国古海郷に関する南北朝~室町期の古文書を、石清水八幡宮では、因幡国滝房荘・宇治蒲生荘などの荘園や因幡・伯耆にあった石清水八幡宮の別宮関係の中世文書を調査しました。
また、京都国立博物館では、戦国時代の因幡地方に関する「末永文書」や因幡国日野田保に関する「長福寺文書」を調査しました。
貴重な原文書の調査・撮影を許可していただいた関係者の皆様に深く感謝申し上げます。
(写真1)東福寺での史料調査の様子
(写真2)東福寺の風景
(写真3)石清水八幡宮での史料調査の様子
(写真4)石清水八幡宮の風景
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県史編さん室
公文書館 2011/09/30
in 県史編さん室,調査
2011年9月26日
報告書『日露戦争時・鳥取県域に漂着したロシア兵』配布作業の様子
県史編さん室
公文書館 2011/09/26
in 刊行物,県史編さん室
2011年9月22日
公文書館は、鳥取県に関する多種多様な歴史的公文書を保存していますが、見方を変えれば近代以後のいろいろな紙の文書を保管している場所ともいえます。戦中戦後の物資不足の時代につくられた質のよくない紙や、大量生産された酸性紙などは破れやすく、ワープロ全盛の時代に活躍した感熱紙はすでに文字が消えつつあります。そこで公文書館ではマイクロフィルムや複製本などの複製資料を作成し、提供しています。
(写真1)折り目の部分が劣化して破損した文書
(写真2)感熱紙の原本(左)とコントラストを強めに処理した複製物(右)
公文書担当
公文書館 2011/09/22
in 公文書担当
2011年9月15日
第5回公文書館巡回講座を、平成23年9月10日(土)、11日(日)の両日、日野町山村開発センターにて開催しました。のべ127名の方にご聴講いただきました。ご協力を賜りました、伯耆国たたら顕彰会、たたら魅力情報発信委員会、日野総合事務所、日野町、日南町、江府町にはこの場を借りてお礼申し上げます。
(写真1)葛西講師を紹介する足田館長
(写真2)近藤家文書を公文書館が預かるまでの経緯や、
県内(三朝、倉吉、若桜)から見た日野郡のたたらの意義について紹介しました(講師:伊藤)
(写真3)近藤家文書を整理・調査している立場から、
近藤家文書の構造や価値について紹介しました(講師:山内)
(写真4)近藤家文書を長年研究している葛西講師
近藤家のたたら経営について綿密なデータを紹介されました
(写真5)自宅周辺にあるたたら遺構の調査や操業実験の様子などを紹介された池本講師
共同研究される息子さんとのコラボも抜群でした
(写真6)2日目の聴講者(57名)
公文書担当
公文書館 2011/09/15
in 公文書担当,講座などのイベント
2011年9月6日
平成23年8月29日(月)から9月1日(木)の4日間、13名の調査委員が参加し、共同民俗調査を実施しました。
民俗部会では、今年度、日野町、日南町を中心とした西部山間部を調査地域に設定して、信仰、人生儀礼、家族・親族、生業など各分野の聞き取り・資料調査を実施しました。また、今回の調査に合わせて、調査委員が参加して『新鳥取県史 民俗編』の編さん方針に関する協議も実施しました。
(写真1)日南町における水神についての聞き取り調査の様子
(写真2)日野町における観音堂調査の様子
(写真3)「民俗編」に関する協議の様子
県史編さん室
公文書館 2011/09/06
in 会議など,県史編さん室,調査