2018年2月1日
平成30年1月27日(土)、鳥取市歴史博物館で『新鳥取県史資料編 近代6 軍事・兵事』の掲載資料ほかを解説する講演会「鳥取招魂社の成立」を開催しました。
講師の岸本覚近代部会長(鳥取大学地域学部教授)からは、古海河原での招魂祭に始まり、浜坂・西町・上町と移転していくなかで次第に成立していった鳥取招魂社の姿を、豊富な資料と写真でわかりやすく紹介していただきました。
参加者からは、招魂社の確立に尽力した人物、忠魂碑や在郷軍人会と招魂社の関係、因伯雲石隠五か国の西南戦争戦死者の合祀の経緯、明治期の官軍の再編成と招魂社の関係など質問が相次ぎました。
会場となった鳥取市歴史博物館ではちょうど3月25日まで、初公開となる西郷隆盛の書状を含む館蔵品展が開催中ということもあり、来場者は講演会とあわせて幕末から明治にかけての鳥取に思いをはせました。
会場の様子
県史編さん室
公文書館 2018/02/01
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