境港での市場調査終えてから賀露に向かいました(海況が良い日が少ないので致し方ない)。
この日はハマチ(ブリの若魚)が大漁。2000箱以上の水揚げがありました。
サイズは、5kgで8尾入り(700-800g/尾)の規格が大半で、少し大きい6尾入り(約1kg/尾)が2割ほどといった感じでした。
昨年、一昨年と好調だった刺網によるサワラ漁が現状では今一つであるため、ハマチの来遊+滞留は非常にありがたいところです。
ちなみに県東部のハマチ漁では、ハマチ一色に対し、県西部の漁場では、ヒラマサやサワラ、スズキなどが少数ですが、混ざっていました。
賀露のイカ釣は、ヤリイカが通り過ぎてしまい、スルメイカが少量といった感じでした。規格は9割方25入でした。賀露支所では、そのほかかご網によるウマヅラハギの水揚げがありました。
測定は、ヒラメ、マダイ、ウマヅラハギを実施。左下写真のヒラメ2尾うち1尾が放流魚です(熟練すると無眼側の白いほうを見なくとも見分けられます。答えは一番下に)。
そのほか、泊の小型底びき網ではクロウシノシタ等を漁獲していました。近年、クロウシノシタが少ない。
潜水ではサザエ、アワビの水揚げが少量ですがありました。
マダイの刺網で、アカアマダイやチカメキントキダイを漁獲していました。釣りではウッカリカサゴの水揚げもありました。
ヒラメ放流魚の答え:下側(典型的なパターンの一つで、有眼側の3つ星(黒い紋)が不明瞭になります)