昨日に引き続き、賀露地方卸売市場で市場調査を行いました。
昨日は刺網等の夜間操業、今日はヒラメメインで、日中漁の釣りが狙いの市場調査でしたが…思い通りにはいかず。
通りかかった賀露の漁師さんに「昨日、漁に出ましたよね?」と聞くと「出たけど、潮が通らず釣れない。ヒラメの喰いも浅くて、針掛かりが悪いから、取り込む途中で逃げられた。」とのこと。
鳥取県漁協泊支所の潜行板での曳縄釣のみ水揚げがあり、なんとか30尾弱測定ができました。
昨年もヒラメの漁獲量は減りましたが、今年はさらに厳しそうな感じです(各地で「いない」との声)。
そのほか、釣りものでは、マルゴ(小ブリ)、ヒラマサ、ウッカリカサゴ(沖ぼっか)や、ウスメバル(こむぎ)、チカメキントキ(きんめ)等がありました。
ヒラメ測定後は、こちらも日中漁のかご網で漁獲されたウマヅラハギ(ちゅーかー)を測定しました。
この魚種も潮が通らないと網への入りが悪いので、漁獲量は少なかったですが、漁獲物組成は出せる程度は測れました。ちなみに、漁獲が少なかったため、活魚出荷している経営体もありました。
水揚げのメインは、前日と変わらずハマチ(ブリの1歳魚)です。多い船は200箱弱水揚げしていました。
そのほか、かご網漁が始まったコウイカが1箱だけでしたが、水揚げがありました。