昨日、賀露の漁師さんと情報交換していたら、サゴシ(サワラの未成魚)が釣れているとのことで、サイズ測定に向かいました。
サイズは尾叉48-52cm(550-700g)で、多い船は午前中だけで9箱(80尾)漁獲していました。
エサが気になり、漁師さんから情報収集しました。聞き取りでは、魚群探知機にポツポツと反応があるのみとのことで、エサとなる魚の反応ではなく、サゴシのみの反応のようです(サワラは浮袋がないため、魚群探知機に映りにくい)。
ちなみに潜行板で弓角を曳いて漁獲しているとのこと縄釣)。
コウイカの漁獲もありました。県東中部のコウイカ漁は、産卵行動の特性を利用したエサを用いない伝統的なかご網漁です。以前はイヌツゲ等の枝でコウイカをおびき寄せていましたが、現在はもっと手軽な産卵基質を利用している地区もあります。
【おまけ】
賀露地区の沖合底びき網1隻が入港していましたので、ちらっと見てきました。
大型のアカガレイは産卵が終わった個体が半数程度見られました。
ハタハタは産卵が終わって索餌回遊のため、朝鮮半島から鳥取沖に帰ってきた群れもあり、1-3番の産卵親魚サイズにあたる規格の割合が増えていました。