刺網の鯛がいるはずという予想どおり、今朝の賀露地方卸売市場のセリ場が赤かったです。
一番漁は酒津の漁船で(右下)、手前からチカメキントキ、マダイ、チダイと好い漁をしていました。全体でマダイは尾叉長20-40cm(24,26-27,30-33cmにモード)が主体で350箱程度水揚げされていました。
漁具がサイズ選択性のある刺網での漁獲のため、サイズ測定を行うと、それぞれの地区(船)で使っている網目が概ねわかります。今朝の水揚げでは、網目の小さい順に、夏泊(3寸目)<賀露<青谷=浜村(3寸3分)<酒津<泊(3寸6分かな?)といった感じでした。
その他の刺網の漁獲物では、イサキやマアジが揚がっていました。
3月からバイかご網漁が解禁となりました。賀露の水揚げは1-2箱/隻と今のところは低調です。
珍しいところでは、コウイカかご網でマダラが1尾入網していました(水深25m前後)。また、刺網でユウダチタカノハ(下段左側の縞々の魚)が水揚げされていました。
あと、可愛かったので、ショウサイフグの整列写真を載せています(泊地区の小型底びき網で漁獲)。
【おまけ】
3月5日にも市場調査を実施しており、その際には、サヨリの水揚げがありました(浜村地区の船曳網)。