3月から解禁となったバイかご網漁ですが、美保湾で漁獲好調とのことで境港に向かいました。
中野船溜まりでの聞き取りでは、バイ(黒バイ)の漁獲は80-120kgと前年並み程度で、うれしい情報としては、漁獲サイズ未満の殻高2cm台のバイが多いとの話でした。漁業者には、できれば操業いような海域に放流場所を定めて、そこに小型貝を放してほしいとお願いしました。
境港地区の沿岸漁業では、サヨリ船曳網も3月から行われており、20箱弱/2隻の水揚げがありました。また、県営境港市場には、湖山池からのヤマトシジミの出荷もありました。
おまけ:隠岐のサザエ。立派でした。
賀露地方卸売市場では、刺網がマダイ、マルゴ(小ブリ)主体に、マアジ、イサキ、メジナ(ぐれ)等を水揚げしていました。1隻ユウダチタカノハとタカノハダイを出荷しましたので、画像を添えます。
泊地区の小型底びき網では、活魚を中心に、ナガレメイタガレイ(ばけめいた)の1歳魚の漁獲が見られました。活魚の中にはテングダイがいました。
釣りでは、酒津の1隻がチカメキントキを多獲していました。県西部では「あさひだい」と呼ばれます。