昨日、海洋観測(https://www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=201810)の出港の際に、泊地区小型定置網の陸揚げ作業を行うところでしたので、お邪魔しました。
船が少し傾くほどの大漁で、魚艙いっぱいに魚が詰まっていました。
見た感じだと、サゴシ(サワラの未成魚)主体のような感じでしたが、翌朝の賀露地方卸売市場では大アジ主体に89箱水揚げしていたマアジがメインでした。そして16kgヒラマサ(FL110cm)がいました。
定置以外では、刺網のマダイ、樽流し立縄のソデイカ(あかいか)、釣りのヒラメ(刺網ものもあり)、キジハタ(あこう)の漁獲が目立ちました。
キジハタの右隣は良く似ていますが、違う魚でアオハタ(きーこ、きあら)です。
ヒラマサの漁獲が目立ちます(釣り、刺網)。あとアカヤガラが今年は多いです(よく見ます)。
【おまけ】10月23日に鳥取県漁協御来屋支所を訪れた際に、小型定置網の入網状況を聞き取りしました。
今年は下の写真のウスバハギが多いの特徴で、日本海側の他県でも同様に多獲されているため、値段が安いとのこと。
あと、刺網の漁業者からの聞き取りでも、ハマチ(ブリの若魚)は出荷すると、送料・箱代より安い原価割れが起こっているようで、いるけど獲らない状態が続いているとのこと。この時期のカタクチイワシを捕食しているハマチは美味しいのに、なんとも勿体ない話です。