母牛(経産牛)として今まで学生達が一生懸命世話をしてきた、ちよこ(9歳)とさつき(7歳)を、12月9日に鳥取県食肉センターに出荷し、12月14日に一年生3名で、枝肉を見学させてもらいました。
飼養中はたくさんの学生達に可愛がられ、ちよこは7頭、さつきは5頭の子牛を出産し、最後に、ちよこは「ちろる」、さつきは「めい」とそれぞれ後継牛をもうけました。
枝肉の大きさやロース・太ももの脂肪交雑(サシ)について、和牛去勢の肥育牛とは違い、枝肉はやや小ぶり、ロースや太ももにもサシが入っていない等が確認でき、飼養方法で大きく変わることがわかりました。
併せて、牛肉販売するための枝肉のカットも見学させてもらいました。牛のカットの仕方は取引先で異なり、多いところでは100以上の部位にカットして販売する等、大変な作業があると教えて頂きました。
令和3年4月は現在肥育している和牛去勢の出荷予定があるので、各付等級A5を目指し飼養管理を頑張っていきたいと思います。
ちよこ
さつき
出荷する前に一年生が「ちよこ」と「さつき」をきれいに洗っています。
ちよこのロース部位
さつきのロース部位
冷蔵庫内で職員の方から、枝肉の説明を受けています。
牛肉のカット室で、カットの方法等の説明を受けています。
・一年生は初めての体験で、とても勉強になりました。
・見学を快く受けて頂きました「株式会社鳥取県食肉センター、澤田室長様」
「JA全農ミートフーズ株式会社、上野様」ありがとうございました。