超音波エコーによる雌雄判別の3魚種目(トラフグ、養殖マサバ)としてマフグをピックアップしました。
マフグは3-5月に沖合底びき網、延縄、一本釣等で漁獲され、トラフグに比べまとまった量の出荷がある魚種です。トラフグ同様にオス(白子)に需要が高いため、どの程度、価格が向上するか試してみました(鳥取県漁協賀露支所所属の第二永福丸さんに御協力いただきました)。
結果は、トラフグと似た見え方で雌雄判別はでき、オスだけまとめた箱は通常の1.5~3.2倍の価格が付きました。次回、何隻か試してみたいと思っています。
ついでに沖底では、ヒラメの漁獲があり、測定を行いました。コロナ禍ですが、アカムツ(のどぐろ)は相も変わらず高いです。
沿岸の方は、刺網のマダイ、ハマチ(ブリの若魚)、サワラ主体に水揚げがありました。そのほか刺網ではマサバ、マアジ、メバル、クエも揚がっていました。
そのほか、3月から解禁となったバイ(かご網)の水揚げもありました。