今回の研修科からの報告は、公共職業訓練「アグリチャレンジ科」で7月21日から始まった「大型特殊自動車(農耕車限定)技能実習」(以下、大特技能実習)の様子を紹介します。
「大特技能実習」は、アグリチャレンジ科では今期ら新しく取り入れた科目で、学生同様、農業大学校の練習コースで講習を行い、免許センターの試験官に来校していただき試験を行います。
初日は、大型トラクターの乗降・前進後進・車庫入れといった車両の扱い方を学んだあと、訓練指導員が運転操作や安全確認の方法等のデモンンストレーション走行を行いました。
その後、受講生は大型トラクターに乗り込み、その大きさに戸惑いながらも、まずは、車体感覚を身につけようと、交差点など左右に曲がるときの幅寄せの程度や停止線手前で停まる位置を確かめ、緊張した面持ちでコースを走行していました。
<乗降時の安全確認・運転スタート>
<車庫入れに挑戦>
訓練指導員は、その様子をみて「人が運転するのを見るのが一番勉強になります。1回目と比べてトラクターに慣れてきましたね」と声をかけ、上手にできたら評価し、修正の必要な部分は課題を与えていました。
<運転が終わった後の助言>
<待ち時間も人の運転を確認>
初日の終わりには、早くコースを覚えたい受講生が、自家用車でコースを確認する姿もみられました。
上達のスピードは、受講生それぞれですが、実習を通して運転操作の習得を目指します。さらに、免許試験を受ける受講生は、7月28日の技能試験に挑む予定です。練習を積み重ね、準備万端で試験に臨んでください!