この日の賀露では、小型底曳網漁船6隻が水揚げしていました。
ヒラメがまとまって水揚げされていたので、測定用に買い付けさせていただきました。
買い付けたヒラメは、全長、体重に加え、生殖腺の大きさ、耳石の摘出などを行います。
耳石や生殖腺は、国の研究所に送り、年齢や生殖腺の成熟度を調べます。
メイタガレイが活魚で出荷されていました。主に関西方面に流通するようです。
この日はスルメイカ(シマメイカ)が久々にまとまって水揚げされていました。
山陰沿岸に漁場が形成されなくなったことや、資源状態の悪化により、近年のスルメイカの漁獲量は減少しています。
この日も多くのキジハタが水揚げされていました。別の研究員が放流の痕跡や全長などを現場で測定していきます。盛漁期に入り、キジハタの水揚げが多い日が続いています。
泊定置に入っていたヒラマサです。
山陰の夏の風物詩のケンサキイカ(シロイカ)です。