5月から鳥取西部で小型底びき網漁業が解禁となったので境港に市場調査に行きました。あいにく海にウネリが残っていたため小型底びき網漁業の出漁はありませんでしたが、釣り、刺網、沖底などで獲られた鳥取の春を彩る魚が水揚げされていました。
御来屋のマダイ(刺網)
7入りから10入りが主体、一般家庭にある皿に尾頭付きで乗るサイズです。
米子市漁協のヒラメ(釣り)
1枚だけ無眼側(ヒラメは目が偏っていて、体の裏側は通常白色)が黒くなっているのは※放流由来の個体です。
※資源を増やすために8cmぐらいまで鳥取県栽培漁業協会で育てたヒラメ幼魚を漁業者と自治体が協力して美保湾に放流しています。
太ったイサキ(釣り)が並んでいました。
梅雨入り前のイサキは脂が乗って美味しいです。これから夏に向けてが旬ですね。
コウイカ(かご)
シーズン後半ですが、コウイカもありました。
沖合底びき網は多数入港しており、タラ、アカガレイ、ハタハタ主体の水揚げでした。
網代のプロジェクト船が船上活〆のアナゴとスズキを水揚げしていました。
この船には船上で活〆できるようにシンクが備えてあり、継続して取り組まれておられますので高値で取引されることを願っています。