防災・危機管理情報


2011年2月8日

右体側の「ゼイゴ」がないマアジ

 この度は、「ゼイゴ」が左体側にはあり、右体側にはないマアジが発見されました。

 「ゼイゴ」は「ゼンゴ」とも呼ばれ、側線上にならぶ硬くて突起のある鱗のことです。
 
 アジフライなどの料理時には、尾の部分から「ゼイゴ」を取り除くことが多いです。
 
 2月3日にまき網漁船により境港に水揚げされた、マアジを購入した水産会社の方が発見し、水産試験場に知らせるとともに持ってきていただきました。

 水産試験場の職員も見たり、聞いたりしたことのないもので、とてもレアな魚と思います。

 生きていくのに不都合はなかったのでしょうかね? 
 
 いただいた貴重なマアジは、研究及び標本のため、京都大学フィールド科学教育センターに送りました。


 左体側の写真(ゼイゴがある)
マアジの左体側

 右体側の写真(ゼイゴがない)

マアジの右体側

【データ】 種類 マアジ
       全長 224ミリ
       体重 88.3グラム
       境港水揚日 2011年2月3日
       漁法 まき網

 

Copyright(C) 2006~ 鳥取県(Tottori Prefectural Government) All Rights Reserved. 法人番号 7000020310000