平成24年3月21日(水)、県史編さん室の清水太郎専門員が岩美町立岩美中学校で出前講座を実施しました。
岩美中学校では、2年生の道徳の時間に「澤田美喜さんの生き方に学ぶ」というテーマで学習しており、前回は新鳥取県史編さん委員でもある小山富見男先生(鳥取敬愛高校教頭)が澤田美喜さんについて授業を行いました。
今回は、美喜さんの夫で岩美町出身の澤田廉三さん(外交官であり初代国連大使)について授業を行いました。清水専門員は、本館が刊行した『澤田廉三と美喜の時代』の執筆を担当し、その執筆の過程で明らかになった事実も交えました。
岩美中の生徒たちは今回の授業を踏まえて、来年度の修学旅行で澤田美喜さんが創立した神奈川県中郡大磯町の児童養護施設エリザベス・サンダースホームを訪問することになっています。
(写真1)澤田廉三さんの生き方について授業を行う清水専門員
(写真2)真剣に授業を聞く岩美中学校の2年生
県史編さん室