平成24年9月27日(木)及び10月11日(木)、日野町歴史民俗資料館において民俗部会は第2回、第3回の民具調査を実施しました。
日野町教育委員会と共同で実施している調査は、9月13日(木)に第1回を実施し、残暑の中のきびしい作業になりました。しかし10月11日の調査はすっかり涼しくなった資料館での作業になりました。調査は順調に進んでおり、資料館2階部分の調査は終了し、展示スペースの調査を進めています。11日の時点で403点の採寸、写真撮影が終了しました。参加いただいた資料館友の会、県史編さん協力員の皆様にお礼申し上げます。
また今回の調査では、日野町でタタラ製鉄が行われていた時代に砂鉄(日野地方ではコガネという)を入れて運搬した藁製品の「コガネ袋」という貴重な資料を調査しました。以下、資料と民具調査の様子の写真です。ご覧ください。
(写真1)日野町歴史民俗資料館所蔵のタタラ製鉄の砂鉄を入れるコガネ袋
(写真2)9月27日の調査
ホコリまみれになりながらの作業になりました
(写真3)9月27日の調査
20年以上そのままの資料もありました
(写真4)9月27日の調査
資料である着物の帯を確認しています
(写真5)9月27日の調査
資料館友の会や県史編さん協力員が休憩しながら打ち合わせしています
(写真6)10月11日の調査
資料にある墨書を確認しています
(写真7)平成24年6月14日の資料の様子
まだ雑然としており、コガネ袋もここにまぎれ込んでいました
(写真8)平成24年10月11日の資料の様子
かなり整理されてきました
(写真9)資料館2階の次は展示室の資料調査をします
(写真10)現在は、展示室の資料を調査中です
県史編さん室