平成24年10月14日(日)、近世部会は伯耆町上細見の矢田貝家で、東京大学経済学部資料室が実施している資料調査に参加しました。
矢田貝家は、出雲のタタラ製鉄に関わった一族とされ、江戸時代初めに伯耆国に移住したと伝わります。幕末の嘉永年間(1844~1853)に出雲街道沿いの現在地に屋敷を構えて以降、主に地主業を営んできました。今回、近世部会は調査では、山論関係、川普請、株関係の文書を中心に調査を実施しました。
今回の調査に御協力いただいた、矢田貝様、東京大学経済学部資料室の皆様に御礼申し上げます。
(写真1)矢田貝家の長屋門
(写真2)矢田貝家の主屋。長屋門とともに国の登録有形文化財になっています。
(写真3)文書調査をする東京大学経済学部資料室スタッフ
(写真4)新鳥取県史に掲載する候補資料を写真撮影する様子
県史編さん室