ストレスが多い現代、働く人も心身のバランスを崩したり、うつ病などで休職される方が増加しています。労働者の心身の健康は企業にとっても重要な課題であり、職場でのメンタルヘルスへの関心が高まっています。
また、メンタルヘルスは本人だけの問題ではなく、周囲の人たちの関わり方や環境も大きく影響してきます。
倉吉保健所では、事業所でのメンタルヘルス出前講座の講師をお受けしています。
内容
(1)職場のメンタルヘルス講習
ストレスとの付き合い方、うつ病のサイン等、メンタルヘルスに関する全般的なお話です。
(2)ゲートキーパー研修
職場で悩んでいる人への対応方法や、ゲートキーパーの役割についてのお話です。
*ゲートキーパーとは、悩んでいる人に気づき、話を聞いて、必要な支援につなげたり見守る人のことを指します。特別な資格等は必要ありません。ゲートキーパーの視点をもつことで、身近な人のちょっとした変化にも気づき、心の健康作りにも役立ちます。
「昼休みの30分で」「研修会の60分で」など、ご希望に応じて行います。
講師
当所保健師等
料金
無料
申込先
倉吉保健所 健康支援総務課 0858-23-3921,08
58-23-31270858-23-3127
ファクシミリ:0858-23-4803
県民一人ひとりが心の健康に関する正しい知識を理解し、自死を未然に防止するため、毎年9月10日の「世界自殺予防デー」から始まる「自殺予防週間」(9月10日から16日)が設定されています。
自死は個人の意思や選択の結果ではなく、健康問題や経済・生活の問題、うつ病など様々なことが複雑に関係し、心理的に追い詰められた末の死と言われています。
現代社会の中では、誰もがこころのバランスを崩す可能性があり、決して他人ごとではありません。
そんなとき、周りにいる人が気づき、声をかけていくことが自死予防につながります。
国は、月別自殺者数の最も多い3月を「自殺対策強化月間」と定めて、地方公共団体や関係団体等と連携した広報啓発活動を展開しています。
自死の原因には、健康の問題や経済・生活の問題、うつ病など様々なことが複雑に関係しているといわれています。これらの問題に対して、うつ病の早期発見など、地域全体で予防に取り組むことが求められています。