2015年5月14日
台風6号の影響で、5隻が入港していました(残り1隻は前日入港)。 台風の影響で、賀露では珍しい1泊操業の船も3隻ありました。 主な操業場所は、隠岐南西部の水深180~190メートルで、これも台風の影響で、赤碕沖の浅場(水深90メートル付近)でも操業していました(上記1泊操業の3隻)。 そのため、非常にバラエティに富んだ魚種が揚がっていました。 沖合域では、ハタハタ(4,5番手主体)、ソウハチ(えてがれい)を中心に、アカガレイ、アカムツ(のどぐろ)、ニギス、ノロゲンゲ等の魚類、クロザコエビ(もさえび)、イバラモエビ(おにえび)等のエビ類、エッチュウバイ(白バイ)、エゾボラモドキ(赤バイ)といった貝類、ミズダコ等の水揚げがありました。 右の黒い魚は「ムツ」。アカムツ(のどぐろ)はムツと名前に付いていますが、ムツ科とは別のホタルジャコ科です。 沿岸域では、ウマヅラハギ、ナガレメイタガレイ(ばけめいた)、ヒラメ、マアジ、キダイ、マダイ、チカメキントキダイ、マトウダイ等の魚類、スルメイカ、ケンサキイカ(白いか)といったイカ類が揚がっていました。 珍しいところでは、クエ、オオクチイシナギがいました。 マハタ、ウッカリカサゴも漁獲しており、天然礁のごく近くを操業していそうでした。
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