防災・危機管理情報


新しい鳥取県ナラ枯れ被害対策の基本方針について

鳥取県ではカシノナガキクイムシによるナラ類の集団枯損が広がっていることから、平成19年に被害のまん延防止に向けた取組みを進めるための基本方針を策定し、令和3年度に令和2年度の大山地域での被害増加を受けて見直しを行い、有識者の意見を踏まえて改定しました。

(新しい鳥取県ナラ枯れ被害対策の基本方針pdf:185KB)(R4.3改定)

県ではこの基本指針を基に、森林の保全活動に意欲的に取組む地域住民や自然団体との連携、情報共有に努めます。また、国有林を所管する鳥取森林管理署や国立公園を所管する大山隠岐国立公園管理事務所と被害情報や対策目標等を共有するなど連携を強化します。
さらに、被害を受けやすい老齢・大径木の伐採促進、伐採した被害木の利用推進や被害跡地の再生について、素材生産業者や森林組合、木材業者といった林業関係者との連携を強化していきます。

  

被害の拡大を防ぐために、鳥取県において実施している防除対策及びナラ類の集団枯損が発生するメカニズムと防除方法等について紹介します。


大山周辺地域でのカシナガトラップによるナラ枯れ被害対策

大山の貴重なミズナラ・コナラ群生林を守るため、国、県、大山周辺の町など関係機関が連携し、ナラ枯れの原因となるカシノナガキクイムシを「カシナガトラップ」により捕獲することで、頭数密度を下げ、被害の拡大を抑えています。
カシノナガキクイムシが飛び立つ5月下旬~9月の間、大山周辺地域の道路沿いの立木に設置していますので、

防除対策へのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
 
    カシナガトラップの設置       カシナガトラップ

カシナガトラップによる防除対策の詳細はこちら(PDF297KB)

 (令和2年度秋の早期伐倒の様子)   

sa  sagyougo

        【伐採前】               【伐採後】

 ※写真は鳥取森林管理署提供

 

  
  

最後に本ページの担当課    鳥取県農林水産部 森林・林業振興局 森林づくり推進課
    住所  〒680-8570
            鳥取県鳥取市東町1丁目220
    電話   0857-26-73040857-26-7304    
    ファクシミリ  0857-26-8192
   E-mail  moridukuri@pref.tottori.lg.jp

Copyright(C) 2006~ 鳥取県(Tottori Prefectural Government) All Rights Reserved. 法人番号 7000020310000