鳥取県ではカシノナガキクイムシによるナラ類の集団枯損が広がっていることから、平成19年に被害のまん延防止に向けた取組みを進めるための基本方針を策定し、令和3年度に令和2年度の大山地域での被害増加を受けて見直しを行い、有識者の意見を踏まえて改定しました。
(新しい鳥取県ナラ枯れ被害対策の基本方針pdf:185KB)(R4.3改定)
県ではこの基本指針を基に、森林の保全活動に意欲的に取組む地域住民や自然団体との連携、情報共有に努めます。また、国有林を所管する鳥取森林管理署や国立公園を所管する大山隠岐国立公園管理事務所と被害情報や対策目標等を共有するなど連携を強化します。
さらに、被害を受けやすい老齢・大径木の伐採促進、伐採した被害木の利用推進や被害跡地の再生について、素材生産業者や森林組合、木材業者といった林業関係者との連携を強化していきます。