終了のお知らせ
下記のとおりご案内していました新収蔵品展「神社絵図の世界」は、終了しました。
開催のご案内
このたび、鳥取県内の神社54社の「彩色絵図」(寸法はA3判程度)が、青谷町の個人から公文書館に寄贈(平成23年7月)されました。明治8年頃の作成で全国的にも希少性のあるものと考えられます。当県では新発見の資料です。すでに、補修と表装を終えていますので、この機会にご紹介します。
期間
平成24年2月18日(土)~3月18日(日)午前9時~午後5時
ただし、2月27日(月)は休館です。
会場
鳥取県立公文書館1階(展示コーナー)
内容(構成)
- 神社絵図約30点を紹介します。
- 絵図を展示する神社の一覧
- 主な神社
樗谿(おうちだに)神社、栗渓(くりたに)神社、長田神社、賀露神社、聖(ひじり)神社、白兎神社(以上、鳥取市)、賀茂神社(倉吉市)、湊神社(湯梨浜町)、楽々福(ささふく)神社(日南町)
- 合わせて、関連する古記録や古写真を紹介します。
神社絵図とは?
- 県および明治政府が、神社の所在や境内建造物を調査するために描かせたものと推定されます。神社名と所在地の文字情報とともに、境内の建造物(一部の絵図には、社地の坪数や鳥居、狛犬、灯籠、手水鉢等)も描かれています。
- 絵図の地域分布は、東部23社、中部9社、西部22社で、複数の絵師がかかわっています。
- 絵図の中には、後に合祀や廃社、さらに焼失や再建によって、現在ではその景観が把握できない神社もあります。