終了のお知らせ
下記のとおりご案内していました企画展「アーカイブズの世界 ―引き継がれた記録―」は、終了しました。
開催のご案内
本企画展「アーカイブズの世界」は、「引き継がれた記録」と題し、明治期の県域の変遷に伴う引継書や各時代の知事引継書等をもとに、鳥取県政のあゆみを振り返ってみようとするものです。島根県庁文書を利用して鳥取県政を振り返るのは、初めての試みです。
展示に当たり、島根県公文書センター、隠岐の島町教育委員会には資料の借用等のご協力を賜りました。厚くお礼申し上げます。
アーカイブズとは…
公文書等を含めた記録資料及びその保管場所を指します。
期間
平成24年6月19日(火)~8月7日(火)午前9時~午後5時
ただし、6月30日(土)、7月16日(月)は休館です。
会場
鳥取県立公文書館1階(展示コーナー)
主な展示内容(みどころ)
1 鳥取藩時代と鳥取県時代の隠岐
隠岐は、明治初年と明治4年~9年の二度にわたって鳥取の管轄下にありました。その時代の資料と今も隠岐に残る鳥取の痕跡を紹介します。
2 島根県への併合と鳥取県再置
明治9年の島根県への併合、明治14年の鳥取県再置を島根県側の公文書で紹介します。
3 県境での紛争と連携
中海での漁場争い、北海道(倶知安)への移住、鉄道の敷設(法勝寺鉄道)を両県の公文書等から裏付けます。
4 鳥取県知事の事務引継書
明治26年の大水害、明治43年の韓国皇太子行啓等を紹介します。
鳥取時代の隠岐、島根県への併合と再置を
両県の公文書綴りを利用して紹介しています。
隠岐に残る鳥取県時代の辞令書(隠岐の島町郷土館管理)
明治9年に鳥取県が島根県に併合された際の
事務引継書(島根県公文書センター蔵)
鳥取県が再置されたときに島根県側から引き継がれた全ての
公文書は陸路と海路で運ばれた。(島根県公文書センター蔵)
全国の公文書館と島根県公文書センターの紹介展示