基本情報
改良普及員 民本 麻梨
西部総合事務所 農林局 西部農業改良普及所
平成28年度採用
現在の業務内容
農家の経営がより良くなるように栽培や経営管理の支援をしています。農家を訪問して相談を聞いたり、助言をしたりするのが主な仕事です。加えて、農家向けの研修会の開催や、新技術の実証(農家と協力し試験区の設置や調査)・普及も行います。また、私が担当する地域は新規就農者が多いので就農に向けて一緒に計画をたてたり、就農後の技術支援や勉強会の企画・運営をしたりしています。
仕事のやりがい
3年目になりましたが、いくら勉強しても新たにわからないことが発生し、私はまだ、知識も経験も未熟であると感じています。未熟ではありますが真摯に話しを聞き助言することで農家に寄り添えるよう努めています。そのような農家とのやりとりの中で、「ありがとう」という言葉をいただくと、微力ではありますが力になれていると感じ、やりがいを感じます。
入庁して驚いたこと
研修制度が充実していることです。県職員としては仕事の進め方や公務員としての心構えなど様々な研修があります。農業職としても技術・知識を学ぶ研修や農家と接するためのコミュニケーション方法や、仕事の進め方などを丁寧に教えて頂く研修があります。OJT研修といって、職場の先輩と一緒に業務すすめながら仕事の進め方も学ぶことができます。
県職員を志望した理由
食べることが大好きなので「食」に関わる仕事に就きたいと考えていました。大学進学を機に県外に住んでみると、改めて鳥取県の自然が生み出す「食材」の豊かさに魅力を感じました。鳥取県農業職として働く先輩から話を聞くと、試験研究員や普及員など仕事内容が幅広くどの仕事にも興味がわいたので、自分に向いていると思い志望しました。
職場の雰囲気
職場は面倒見の良い先輩方や、アドバイスし合える若手職員とともに仕事ができ、明るい雰囲気です。定期的に交流を目的にした職場内のランチ会や、お疲れさま会も開催されており、交流も大切にしながら一致団結して業務を行っています。
その他(仕事で心がけていること、つらかったこと等)
分からないことは何でも質問するように心がけています。一生懸命な姿勢が伝われば、農家も職場の先輩も丁寧に教えてくださいます。
農家からの質問にすぐに答えられない事も多々あるので、知識・経験が未熟であると感じ落ち込むこともあります。今は分からないこともしっかり調べて情報提供することが大事であると分かりました。
県職員を目指す人へのメッセージ
「農業職」と一言で言っても、事務職・普及員・研究員・農業大学校の先生…など、幅広い活躍分野があります。どの業務も農家の支援につながり、農家と共に鳥取県の農業を盛り上げることにつながります。農家の生計がかかっている責任の重い仕事ですが、その分やりがいがあります。農業に興味のある方はきっと自分の得意分野で活躍できます。ぜひ一緒に鳥取県の農業を盛り上げましょう。
ある1日のスケジュール
8:30 |
勤務開始 |
9:00 |
農家向け勉強会の開催 |
12:00 |
昼休憩 |
13:00 |
農家訪問 |
16:00 |
書類作成 |
17:30 |
退庁 |
18:00 |
趣味(ランニング) |