基本情報
研究員 藤岡 秀文
農林水産部 水産試験場
平成29年度採用
現在の業務内容
水産試験場の調査船「第一鳥取丸」に乗船し、鳥取県周辺海域の海況調査を行っています。また、県内の漁港で水揚げされた水産物の精密測定を行い、資源状況を調査しています。私の担当魚種は、イカ類とイワシ類で、海況変化によって資源状況が大きく変動することが知られています。海況と資源状況の関連性を解析し、今後の漁獲量を予測する研究を行っています。
仕事のやりがい
現職に就く前、大学の研究機関で研究員をしていました。大学での研究は、成果が、どの様に人の役に立っているのか見え辛いことがありました。一方で、試験場では、鳥取県で働く漁業者の皆様に寄り添う形で、要望に直接応える調査・研究を行っています。成果を実際に活用して頂く方々と距離が近く、やりがいを感じています。
入庁して驚いたこと
想定以上に現場に出て、自分の足でデータを収集する機会が多いことに驚いています。特に乗船する機会が多く、ほぼ毎月少なくとも2~3日は海上で海況観測調査を行っています。乗船時には昼夜を問わず1-2時間おきに観測調査を行うので、まとまった時間眠ることが出来ません。下船時には疲れてフラフラになっていることがありますが、漁業者の皆様に海況を伝えるため、頑張っています。
県職員を志望した理由
志望したきっかけは、鳥取県で既に研究員として働かれていた大学の先輩に誘って頂いた事です。正直な話、私は鳥取県に縁もゆかりも無い人間だったので、受験を決めるまで、鳥取の事は詳しく知りませんでした。県職員として働き始めて2年が経ちますが、前職より強いやりがいを感じており、充実した毎日を過ごしています。
職場の雰囲気
私が働いている職場は、明るくアットホームな雰囲気があります。困った時に相談し辛いと感じたことはありません。また、やさしく相談にのってくれる上司と、厳しく叱ってくれる上司が共存する、極めて恵まれた環境だと感じています。もちろん、辛いこともありますが、任せられた仕事が全て自身の成長に繋がっていると思える職場です。
その他(仕事で心がけていること、つらかったこと等)
私の仕事では、調査内容や成果を公共の場で漁業者へ口頭発表する機会が多々あります。発表中は、喋ることで手一杯になることが多いですが、聞き手にも意識を向けるように心がけています。発表中に、聞き手とアイコンタクトを取り、興味がある内容はどこなのかを探りながら、話し方や進行のペースを調整することが重要だと考えています。
県職員を目指す人へのメッセージ
試験場の研究員は、鳥取県の海況と漁況の現状を、いち早く把握できる職種です。そこから、自然現象の一端を明らかに出来た時は、知識面での充実感を得られます。しかし、それ以上に、試験場の研究員は、漁業者の生の声を聴く機会が多く、調査・研究成果をすぐに漁業者に提供できる、やりがいのある仕事です。私たちと一緒に、鳥取県の水産業を盛り上げていきましょう。
ある1日のスケジュール
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前日から第一鳥取丸に乗船し海洋観測調査を実地 |
8:00 |
下船 |
8:30 |
勤務開始 |
9:00 |
観測結果解析 |
10:00 |
報告資料作成 |
12:00 |
昼休憩 |
13:00 |
漁況予報のためデータ解析 |
16:00 |
文献収集、勉強 |
17:30 |
退庁 |
19:00 |
最寄りの漁港で夜釣り |