防災・危機管理情報


しっかり対策ばっちり予防 ~熱中症にご注意を~

  4月下旬以降は、夏日、真夏日と急に暑くなることがあり、熱中症で救急搬送される人が増えてきます。「夏じゃないから大丈夫」と思わず、早めの予防を心掛けましょう。
  熱中症は、高温多湿な環境に体が適応できないことで生じるさまざまな症状のこと。体が暑さに慣れていないこの時期は、最高気温が30度以下でも、熱中症になることがあります。
  特に高齢者や幼い子どもは、体温の調整がうまくできず、暑さや喉の渇きを感じにくいなどの特徴があります。本人の自覚がないまま熱中症に陥りやすく、より注意が必要。緊急搬送された熱中症患者の約半数は、高齢者が占めています。
  農作業や外出の際には体調の変化に気を付け、こまめに水分補給を。また、地域での見守りや、家族や友人同士で声を掛け合うことも大切です。

こんな日は熱中症に注意

■急に気温が高くなった日(前日との温度差が大きい日)
■湿度が高い日
■日差しが強い日、風が弱い日

予防のポイント

□水分をこまめに補給する
□外出時は天気や気温を確認し、飲み物を持ち歩く
□日傘や帽子で日差しを避ける
□日陰や風通しの良い所でこまめに休憩する
□エアコンや扇風機で室内を適度に涼しくする
□寒暖差がある場合は、衣類をこまめに脱ぎ着して調節を
□睡眠や栄養を十分とり、体調がすぐれない時は無理をしない

【問い合わせ先】 県庁健康政策課
電話 0857‐26‐7861 ファクシミリ 0857‐26‐8143
メールアドレス kenkouseisaku@pref.tottori.lg.jp





たばこが及ぼす影響減らす ~受動喫煙防止を強化~

  受動喫煙を防ぐため、昨年7月に健康増進法が改正されました。2020年4月1日までに、多くの人が利用する施設では一定の場所を除き、禁煙が義務付けられます。
  受動喫煙とは、他人のたばこの煙を吸わされること。火の付いたたばこから立ち上る煙には多量の有害物質が含まれ、周囲の人にも、脳卒中や肺がんなど健康被害が及ぶ恐れがあります。
  法改正によって、学校や病院などは7月1日から敷地内全てが禁煙に。これは、たばこの影響が大きい子どもや患者に配慮してのこと。また、小売店やホテルなどは、来年4月1日から屋内禁煙が原則。煙が外に漏れない専用室でのみ喫煙できます。
  経営規模の小さい既存の飲食店では当面の間、標識の掲示によって店内での喫煙が可能。この特例は、資本金と客席面積で判断されます。詳細はお問い合わせを。

喫煙が禁止される施設と適用時期

(1)敷地内・屋内禁煙
  屋外の受動喫煙を防止するために必要な措置が取られた場所でのみ喫煙可。
施設の種類・場所 学校、病院、薬局、児童福祉施設、介護老人保健施設、行政機関 など
時期 7月1日から

(2)屋内禁煙
  煙が外に漏れない専用室でのみ喫煙可。
  既存の小規模飲食店(客席面積100平方メートル以下他要件あり)は特例として、別に法律で定める日までの間は「喫煙」「分煙」の標識を掲示することにより喫煙可。
施設の種類・場所 事務所、小売店、工場、ホテル、旅館、遊技場、飲食店 など
  (適用除外 旅館・ホテルの客室内、住宅など私的な空間)
時期 2020年4月1日から

【問い合わせ先】 県庁健康政策課
電話 0857‐26‐7769 ファクシミリ 0857‐26‐8143
メールアドレス kenkouseisaku@pref.tottori.lg.jp
https://www.pref.tottori.lg.jp/kinenshien/
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