令和元年12月24日（火） 県市町村歴史公文書等保存活用共同会議の第２回各部会を開催しました。
【現用文書部会】
午前中は、現用文書部会を開催しました。
１０月に実施したアンケート結果を報告し、各市町村の文書管理の状況や、システムを導入することに係る考え方等について意見交換しました。その中で、「小規模団体で大きなコストをかけてシステムを導入するだけのメリットが見えてこない」と言った意見が出されたので、小規模団体のシステム導入事例を事務局で調べることとなりました。
また、電子決裁システムはハードルが高いので、庶務系の事務について、文書を作らず情報共有するグループウェアの活用方法を考えてはどうかという意見もありました。
併せて、併催している鳥取県自治体ＩＣＴ協議会電子決裁・文書管理システム部会において、システム共同化の検討を続けるのかどうかについては、システム導入の検討の希望の有無について、「どちらとも言えない」と回答した９団体の意向を再度照会した上で判断することになりました。
現用文書部会の様子
【評価選別部会】
午後からは 、評価選別部会を開催しました。
県の評価選別の説明を行った後、２つのグループに分かれ、「歴史公文書等の評価選別基準の標準例（市町村用）」を使って、簿冊の一覧、現物を見ながら評価選別を体験するワークショップを行いました。
他の自治体と評価選別の意見を交換し、参考になったという意見が多く聞かれました。
今後、個別の市町村を訪問し、評価選別等について助言していく予定です。
評価選別部会の様子
評価選別部会終了後、公文書館書庫・展示の視察を行いました。
公文書館視察の様子