基本情報
衛生技師 山本 彩夏
西部総合事務所 生活環境局 生活安全課
平成30年度採用
現在の業務内容
主に食品衛生法に基づく営業許可に関する業務を担当しており、新たに飲食店等を営業されたい方の相談を受けたり、現場で施設基準のチェックを行っています。そのほか食品工場や給食施設の監視や衛生教育、食中毒発生時の対応等も行っており、週4~5日は現場での業務があります。
仕事のやりがい
生活するうえで欠かせない「食」の安全・安心の確保に貢献できることです。特に、衛生指導や講習会の際に、相手の理解度や経験に合わせて指導方法や講習内容を考えて実施し、実際に衛生面の改善や意識向上がみられた時にはとてもやりがいを感じます。また、以前携わった事業者の商品を店頭で見かけたり、メディア等を通してその活躍を知った時はとても嬉しく思います。
入庁して驚いたこと
食品事業者の方に感謝される機会も多いことです。入庁前、食品衛生に係る業務は規制することが多く、事業者の方には好まれない立場だと思っていました。しかし、実際は衛生管理の向上という同じ目的のために、事業者の方に寄り添い丁寧に対応することで、感謝の言葉をいただくことも多くあり、嬉しい驚きを感じました。
県職員を志望した理由
大学で学んだ農芸化学の知識を活かして、地元である鳥取県に貢献できる職に就きたいと考えたからです。また、現在は食品衛生の担当をしていますが、今後の異動によって生活環境や廃棄物に関する業務等を担当する可能性もあり、自身の能力向上のためにも多分野を経験できるこの職場にとても魅力を感じました。
職場の雰囲気
報告や相談がとてもしやすい雰囲気です。困ったときには経験豊富な上司や先輩方が適切なアドバイスや考える時間を下さり、恵まれた環境で日々学びながら業務を進めることができています。また、現場まで車で移動する機会が多く、その際に同乗者と業務内容以外の雑談をする時間も楽しく感じています。
その他(仕事で心がけていること、つらかったこと等)
経験や知識不足により、県民や事業者の方から必要な情報を聞き出すことができず、その後の判断に困ることや、相手の方と再度連絡をとらなければならない場面が何度もありました。自分の力不足で組織の判断に支障をきたすことや、相手の方に迷惑がかかることが無いように、一度経験したことはしっかり吸収し同じ失敗をしないよう、また、先輩方の対応も自分のことのように置き換えて考えるよう心がけています。
県職員を目指す人へのメッセージ
総合化学(食品コース)で入庁された方は、私のように各事務所で食品衛生や環境衛生等の業務を担当するほかにも、本庁や研究所での業務等、異動によって多種多様な分野に携わる機会があります。それぞれの場所で鳥取県のために働きながら自分の適性を見つけ成長できることもこの職場の魅力の1つだと思います。県の仕事に興味を持ってくださった皆さんと一緒に仕事ができる日をとても楽しみにしています。
ある1日のスケジュール
8:30 |
勤務開始 |
9:00 |
新規施設の調査(現場) |
11:00 |
現地調査書まとめ・起案(事務所内) |
12:00 |
昼休憩 |
13:00 |
営業許可の更新関連事務、窓口・電話対応(事務所内) |
15:00 |
給食施設の監視業務(現場) |
17:00 |
各種届出の事務処理(事務所内) |
17:30 |
退庁 |