中央病院は地域がん診療連携拠点病院として、相談から診断・治療、緩和まで一貫した医療体制を整えています。
国立がん研究センターのがん統計によると、近年の鳥取県の75歳未満年齢調整死亡率(死亡率を人口に対する死亡数で比較すると、高齢者が多ければ高く、若年者が多ければ低くなる傾向があります。年齢構成の異なる地域間で死亡状況の比較ができるように年齢構成を調整しそろえた死亡率が年齢調整死亡率です。)は国内で高い状況。2018年(平成30年)は18位と好転したものの、がん死亡率減少が喫緊の課題であることに変わりはありません。
がん治療には手術、放射線、薬物の三大療法があります。中央病院は治療に先進技術を導入。手術にはロボットを活用し、より精緻な内視鏡手術が可能に。放射線療法には先端照合技術を導入、より精密で患者の負担が少ない照射を実現。さらに、がん遺伝子に効果的な診断・治療を行うがんゲノム医療外来への紹介を4月から受け付け。
こうした先進的な医療の他、がんに関する相談はがん相談支援センターが受けています。ぜひご利用ください。
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