初夏から秋にかけて、梅雨前線や台風などがもたらす長時間の大雨や集中豪雨の恐れが高まります。大雨による土砂災害発生の危険が高まった時に発表される土砂災害警戒情報。これは、「警戒レベル4」に相当し、市町村が避難勧告を発表する際の目安になります。避難勧告が発表されたら、危険な場所から避難してください。
土砂災害警戒情報は、過去の雨量や災害実績を基に設定。県は約30年間の蓄積データから発表基準を見直し、情報の精度をより高めました。今後、この情報は真に危険度の高い場合に発表。これは、結果的に災害が起きなかった、いわゆる「空振り」が減り、発表時は、災害の危険がまさに迫っている状況を意味します。
災害に備えて、新型コロナウイルス感染予防も重要。県は、市町村が行う消毒液や間仕切りの設置など避難所の環境整備を支援しています。
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