米子市淀江町に建設が計画されている産業廃棄物管理型最終処分場について、周辺の地下水への影響を調べるために県が設置した地下水等調査会(会長・嶋田純熊本大学名誉教授)の第2回会議が5月17日に開催されました。先行調査を経て、8月頃から本調査が始まります。
今回は、2月の初会議で決定した「ボーリング調査の追加実施」「解析に3次元シミュレーションを検討」などの調査方針を基に計画を議論。台地・谷・平野が入り組む複雑な計画地一帯の地質や地下水の状況を詳細に把握するため、新たに11地点でのボーリング調査や、季節で変動する河川流量や地下水位を1年間連続観測するなどの計画が決まりました。
得られたデータを基に、3次元シミュレーションにより再現し、計画地を含む広域の地下水などの流れを解析します。
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