鳥取県立公文書館では、多くの人々に主体的に災害・防災について考えていただくため、現在、新旧『鳥取県史』資料編や、その他の信頼に足る史資料から鳥取県の過去の災害についての情報を収集し、データベース化に向けて取り組んでいます。(災害アーカイブズ事業について)
今回のシンポジウムでは、災害情報収集の必要性・重要性に対する、県民の皆さんの理解をさらに深めていただくため、災害史やそれに関連するデータベースの構築に取り組んでこられた有識者の方々に、そうしたデータベース・アーカイブの意義と活用のあり方について講演していただきます。
(チラシ画像をクリックすると拡大します↓)
【Zoomによるオンライン開催】
【日時】
令和5年3月25日(土)午後1時30分~午後4時30分(開場:午後1時)《終了しました》
【申込】
要(先着順・オンライン受講)
※後日の動画配信はありません。
【定員】
90名
【参加料】
無料
【参加方法】
Zoomによるオンライン開催です。インターネット接続できる環境が必要です。参加をお申込みいただいた方々には、講演当日までにZoomリンク等、参加用URLを配布します。当日までにZoomアプリのインストール等の設定をお願いします。
【申込方法】申込期間は終了しました。
(1)「とっとり電子申請サービス(鳥取県災害アーカイブズシンポジウム)」よりお申込みください。(または、「とっとり電子サービス」トップページの検索キーワード欄に「令和4年度鳥取県災害アーカイブズシンポジウム参加申込」と入力して検索)。
(2)手続き終了後、申込通知メールが送られてきます。
(3)その後、当日までにメールにてZoomリンク等、参加用URLが送られてきますので、事前にWeb会議アプリ「Zoom」のインストールをお願いします。
※お電話での受講申込みはできません。「とっとり電子申請サービス」からのお申込みのみとなります。
※参加申込後、キャンセルしたい場合は、当館までお電話かメールにてご連絡ください。
過去の災害情報をどのように活用するか ―データベース・アーカイブの可能性―
プログラム
午後1時30分 開会 |
午後1時30分~午後1時40分 館長挨拶 |
午後1時40分~午後2時30分
基調講演「山陰地方で発生した近現代の地震活動と長期評価」
講師:香川 敬生氏(鳥取大学工学部教授・鳥取県防災顧問)
<論文、著書など>
・「2000年鳥取県西部地震による気象庁境港観測点における非線形地盤応答特性と境港市役所における観測記録の再現」(星山賢太郎・野口竜也との共著、『土木学会論文集A1』76巻4号、2020年9月)
・『地震の揺れを科学する―みえてきた強震動の姿―』(山中浩明・武村雅之・岩田知孝・佐藤俊明との共著、東京大学出版会、2006年)
<研究分野>強震動地震学、応用地球物理学、地震工学など
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午後2時40分~午後3時50分
関連報告「考古資料による潜在する地震ハザードの見える化と歴史地震研究」
報告者:村田 泰輔氏(奈良文化財研究所 主任研究員)
<論文、著書など>
・「歴史災害痕跡データベースの構築とその有効性」(『考古学研究』68-3、2021年)
・The Construction of the Historical Disaster Evidence Database and its Effectiveness. (JDR Vol.17 No.3,2022)
<研究分野>地質学、自然災害科学など
関連報告「史料データを活用した地震研究 ―京都での歴史地震の事例―」
報告者:西山 昭仁氏(奈良文化財研究所 客員研究員)
<論文、著書など>
・「歴史地震研究と日記史料有感地震データベース」(今村文彦監修、鈴木親彦責任編集『災害記録を未来に活かす』デジタルアーカイブ・ベーシックス2、勉誠出版、2019年)
・「近世京都における地震災害」(吉越昭久・片平博文編『京都の歴史災害』思文閣出版、2012年)
<研究分野>歴史学 |
午後4時~午後4時30分
トークセッション
香川 敬生氏・村田 泰輔氏・西山 昭仁氏 司会:藤澤 匡樹(鳥取県立公文書館 専門員)
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【オンライン受講について】
・お申込みいただきました方々には、講演当日までに資料とZoomリンク等参加用URLを配布します。当日までにZoomアプリのインストール等の設定をお願いします。
・ログインの際はこちらで出欠が確認できるように、ご自身の氏名を入力してください。
・ライブ配信のみとしております。後日視聴していただくことはできません。
・ご利用の動作環境によっては、映像が止まる、音声が途切れる等、うまく受講できない場合があります。機材や通信回線等のトラブルは主催者では対応できませんので、ご自身で確認・調整をお願いします。
・録画・録音・画面キャプチャーなどの複製及びその転載・引用などのあらゆる二次利用はご遠慮ください。
・オンライン視聴にかかる通信料は自己負担となります。
主催:鳥取県立公文書館
お問い合わせ:鳥取県立公文書館