東日本大震災から10年が経ちました。日本列島では、今なお地震・豪雨・台風・噴火などの自然災害が相次いでおり、また新型コロナウィルス感染症も各地で猛威を振るっています。現代を生きる我々は、これらの災害とどのように向き合っていけばいいのでしょうか。
大規模災害を契機に、近年、過去の災害を見直そうという機運が高まっています。我々の先人たちは、いつの時代も災害と向き合い、さまざまな知恵と努力でそれを乗り越えてきました。歴史を知ることは、先人たちの生き方に学び、過去の教訓を未来に生かすことにつながります。本シンポジウムがこれからの本県の災害対策を考える一助になれば幸いです。(右のチラシをクリックすると拡大します)
日時
令和4年3月5日(土)午後1時から午後4時(終了しました)
シンポジウムの様子はこちらからご覧ください。
場所
オンライン開催(事前申込制・定員80名)(申込は締め切りました)
プログラム
午後1時 開会 |
午後1時05分~午後1時10分 鳥取県災害アーカイブズ事業の紹介 |
午後1時10分~午後2時40分
基調講演「近世における因幡・伯耆の地震・台風・疫病」
講師:矢田 俊文氏(新潟大学名誉教授)
鳥取県生まれ。1976年大阪市立大学文学部を卒業後、1982年6月大阪市立大学大学院博士課程を単位取得満期退学。1987年新潟大学人文学部助教授、1996年に教授に就任。1996年「日本中世戦国期権力構造の研究」で、大阪市立大学より博士(文学) を取得。新潟県中越地震や、新潟県中越沖地震に際しては、被災地からの歴史資料の救出にあたった。中越地震を契機に2006年に発足した新潟大学災害復興科学センターでは、アーカイブズ分野の代表を務め、2019年3月に新潟大学を退職し、4月に名誉教授に就任。
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午後2時50分~午後3時50分
関連報告「鳥取県におけるスペイン風邪の流行(1920年1~3月) ―鳥取県立公文書館作成「鳥取県流行性感冒(スペイン風邪)新聞記事データベース」活用の試み―」
報告者:藤澤 匡樹(鳥取県立公文書館専門員) |
午後3時50分~午後4時 質疑応答・総括コメント |
お申込み
事前お申込みいただきました参加者の方々には、講演当日までにPDF資料とミーティングおよびパスコード等を配布します。当日までにZoomアプリのインストール等の設定をお願いいたします(ログインの際はこちらで出欠が確認できるようにご自分の氏名を入力してください)。また、ライブ配信のみとなっておりますので、後日視聴していただくことはできません。録音、録画、撮影はお控えください。講座受講者の顔写真、音声は出ません。
主催
鳥取県立公文書館