当初の予定では午前10時から委員会を開催することとしていたが、大雨によりJR山陰本線のダイヤが乱れ髙橋委員長及び佐蔵委員の到着が遅れ、開催時刻が午前11時30分となった。このため、この開催時刻には当初から他の予定が入っていた曽我委員は出席できなくなったが、今後の事務に支障があることから、地方公務員法第11条第2項の規定により委員2名で委員会を開催することとした。
(1)議案第1号
平成19年度鳥取県職員採用試験(大学卒業程度(事務・技術)、資格免許職(1回目))の最終合格者の決定及び採用候補者名簿の確定について、事務局が説明し、原案のとおり決定した。
(2)議案第2号
平成19年度鳥取県警察官採用試験(警察官A(2回目))の実施について、事務局が説明し、原案のとおり決定した。
説明
今年度は警察官全体で70名程度採用したいということ
1.試験の概要
ア 募集職種・採用予定時期・採用予定者数
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職種 |
採用予定時期 |
採用予定者数 |
警察官(男性) |
平成20年4月1日 |
10名程度 | |
イ 受験資格
(ア)年齢等
昭和52年4月2日から昭和61年4月1日までに生まれた人で、学校教育法による大学(短期大学を除く。)若しくはこれに準ずる学校を卒業した人又は平成20年3月31日までに卒業する見込みの人
(イ)国籍
日本国籍が必要
ウ 試験日程
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受付期間
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平成19年9月21日(金)~10月11日(木) (消印有効) (インターネット受付) 9月21日(金)午前0時~10月11日(木)午後12時 |
第 1 次試験 |
試験日 |
平成19年10月28日(日) |
試験会場 |
鳥取県庁会議室、西部総合事務所講堂 |
試験種目 |
教養試験 |
合格発表 |
平成19年11月9日(金)(予定) |
第 2 次 試験 |
試験日 |
平成19年11月29日(木)~30日(金)(予定) |
試験会場 |
鳥取県警察本部庁舎会議室、鳥取県警察学校 |
試験種目 |
論文試験、人物試験(集団討論及び個別面接)、適性検査、身体検査及び体力検査 |
最終合格発表 |
平成19年12月19日(水)(予定) | |
※第2次試験は、警察本部に委任して実施。
2.昨年度の試験との相違点
・昨年度までは、早期退職者の増加及び第1回採用試験の合格者の辞退により、臨時で2回目を実施していたが、定例的なものとして実施する。 ・試験の難易度に応じて「大学卒業程度」、「高校卒業程度」としていた区分を、学歴に応じてそれぞれ「警察官A」、「警察官B」と変更する。 ・「警察官A」の受験資格は、年齢要件に加え、大学卒業(見込)者であることを要件に加える。 ・それぞれの区分間の併願は不可能となる。 ・第1次試験で課していた専門試験を廃止する。
3.広報
別添のとおり平成19年8月31日付けの鳥取県公報に登載し、別途受験案内を作成する。
(3)議案第3号
平成19年度鳥取県警察官採用試験(警察官A(社会人枠))の実施について、事務局が説明し、原案のとおり決定した。
説明
年齢構成の平準化、組織の活性化を目的に行うもの。
1.試験実施の目的
ア 今後の鳥取県警察における警察官の大量退職にあわせ、年齢別構成のいびつさを修正する。
イ 様々な業種の経験者を採用することにより組織を活性化する。
2.試験の概要
ア 募集職種・採用予定時期・採用予定者数
職種 |
採用予定時期 |
採用予定者数 |
警察官(男性) |
平成20年4月1日 |
10名程度 |
イ 受験資格
(ア)年齢等
昭和43年4月2日から昭和49年4月1日までに生まれた人で学校教育法による大学(短期大学を除く。)若しくはこれに準ずる学校を卒業した人
(イ)職務経験
平成19年4月1日までに民間企業等(公的団体を含む。)における職務経験を通算して5年以上有していること。
a 「民間企業等(公的団体を含む。)における職務経験」とは、大学卒業後、会社員、公務員等の正規の雇用契約に基づき勤務する人が、1つの事業所に1年以上継続して就業した期間が該当し、アルバイト、パートタイマー等は含まない。
b 1年以上継続した職務経験が複数の場合はこれを通算することができる。
c 上記aの「正規雇用契約」とは、勤務時間がおおむね週40時間程度の常勤の雇用形態をいう。
d 雇用期間の計算に当たっては、月をもって単位とする。例えば平成18年4月1日から平成19年3月30日までの雇用期間の場合は、4月から3月であるから1年とする。
e 在職証明がとれない場合は、採用できないものとする。
(ウ)国籍
日本国籍が必要
ウ 試験日程
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受付期間
|
平成19年9月21日(金)~10月11日(木)(消印有効) (インターネット受付) 9月21日(金)午前0時~10月11日(木)午後12時 |
第 1次試験 |
試験日 |
平成19年10月28日(日) |
試験会場 |
鳥取会場:鳥取県庁会議室 米子会場:西部総合事務所講堂 |
試験種目 |
教養試験(多肢選択式)、作文試験(*) |
合格発表 |
平成19年11月9日(金)(予定) |
第 2 次 試 験 |
試験日 |
平成19年11月29日(木)~30日(金)(予定) |
試験会場 |
鳥取県警察本部庁舎会議室 鳥取県警察学校 |
試験種目 |
論文試験、人物試験(集団討論及び個別面接)、適性検査、身体検査及び体力検査(*) |
最終合格発表 |
平成19年12月19日(水)(予定) | |
(*)は、通常の採用試験と異なるもの。
※第2次試験は、警察本部に委任して実施。
エ 試験内容
以下の点を除き、通常の警察官Aの試験内容と同様とする。
a 文書作成能力の確認のため、第1次試験に試験種目に作文試験を加える。
b 体力検査の項目は通常の試験と同様とするが、受験年齢を考慮し、評価基準を若干緩和する。
3.広報
受験案内を別途作成する。
(4)報告第1号
公平委員会事務委託団体の職員の懲戒処分について、事務局が説明した。
説明
【質疑等】
委員からは「町村には懲戒処分を行っても報告しないところがあるのではないか。」との意見が出された。
協議等事項(1) 給与に関する報告関連資料について
給与に関する報告関連資料について、事務局が説明した。
説明
データ集計について、現時点の状況を報告するもの。
【質疑等】
委員からは「国公ラスパイレス指数による給与のみの比較に加えて県全体の収支も見るべきではないか。」との意見が出された。
協議等事項(2) 地方公務員の育児休業等に関する法律の改正について
地方公務員の育児休業等に関する法律の改正について、事務局が説明した。
説明
5月に法律が成立し、8月1日施行となった。9月議会に関連条例が出される予定である。
改正の内容
ア 育児のための短時間勤務が可能となる。
(ア)対象となる職員
小学校就学の始期に達するまでの子を養育する常勤職員
(イ)勤務のパターン
・1日当たり4時間(週20時間)
・1日当たり5時間(週25時間)
・週3日(週24時間)
・週2日半(週20時間)
(ウ)給与等
国家公務員の取扱いを基準として措置を講じなければならない。
(エ)並立任用
同一の職に、週20時間の2人の育児短時間勤務職員を任用できる。
イ 育児短時間勤務職員の代替として、非常勤職員を任用することができる。
ウ 部分休業の対象となる子の年齢を3歳から小学校就学の始期に達するまでに引き上げる。