(1)報告第1号
平成19年度鳥取県職員採用試験(高校卒業程度(事務・技術)、資格免許職(2回目))及び公立学校栄養職員採用試験(短大卒業程度)の受験申込状況について、事務局が説明した。
説明
申込状況は以下のとおりである。
一般事務は昨年度と比較して42%減少している。国においてもⅢ種は33.2%の減少だが、国よりも大きく落ち込んだ。女性の割合は国よりも高い傾向にある。また、インターネットによる申し込みは増える傾向にある。
1.申込期間 8月9日(木)~8月24日(金)
2.申込状況
|
職種
|
採用予定者数 A
|
申込者数 |
申込競争率 B/A
|
B
|
うちインターネット申込者 |
一般事務 |
1名程度 |
名 33 |
名 7 |
倍 33.0 |
警察事務 |
5名程度 |
160 |
12 |
32.0 |
土木 |
1名程度 |
5 |
1 |
5.0 |
保育士 |
2名程度 |
67 |
6 |
33.5 |
司書 |
3名程度 |
198 |
33 |
66.0 |
公立学校栄養職員 |
2名程度 |
54 |
11 |
27.0 |
合計 |
14名程度 |
517 |
70 |
36.9 | |
3.試験日程
ア 第1次試験
(ア)試験日 9月23日(日)
(イ)試験会場
(鳥取会場)鳥取大学
(米子会場)鳥取大学医学部
(ウ)試験種目
教養試験(全職種)
専門試験(土木、保育士、司書、公立学校栄養職員)
(エ)合格発表 10月11日(木)(予定)
イ 第2次試験
(ア)一般事務、土木、保育士、司書、公立学校栄養職員
a 試 験 日
[1回目]10月21日(日)
[2回目]10月29日(月)~10月31日(水)(予定)
b 試験会場
[1回目]鳥取県庁講堂
[2回目]鳥取県庁会議室
c 試験種目 作文試験、人物試験(集団討論、個別面接)、適性検査
(イ)警察事務
a 試 験 日 11月1日(木)
b 試験会場 鳥取県警察本部庁舎会議室
c 試験種目 作文試験、人物試験(個別面接)、適性検査 、健康診断(健康診断書の提出)
(ウ)最終合格発表 11月15日(木)(予定)
4.採用予定時期 平成20年4月1日
5.【参考】(昨年度の申込状況)
|
職種
|
採用予定者数 A
|
申込者数 |
申込競争率 B/A
|
B
|
うちインターネット申込者 |
一般事務 |
1名程度 |
名 57 |
名 6 |
倍 57.0 |
警察事務 |
1名程度 |
120 |
6 |
120.0 |
土木 |
1名程度 |
6 |
0 |
6.0 |
保育士 |
3名程度 |
25 |
4 |
8.3 |
司書 |
2名程度 |
150 |
15 |
75.0 |
公立学校栄養職員 |
3名程度 |
94 |
9 |
31.3 | |
※司書は、平成17年度実績
(2)報告第2号
平成19年度鳥取県警察官採用試験(警察官B)の受験申込状況について、事務局が説明した。
説明
申込状況は以下のとおりである
1.申込期間 8月9日(木)~8月24日(金)
2.申込状況
職種 |
採用予定者数 (A) |
申込者数 |
申込競争率 (B/A) |
(B) |
うちインターネッ ト申込者 |
警察官(男性) |
16名程度 |
名 163 |
名 10 |
倍 10.2 |
警察官(女性) |
2名程度 |
25 |
- |
12.5 |
合計 |
18名程度 |
188 |
10 |
10.4 |
3.試験日程
|
第1次試験
|
試験日 |
9月16日(日) |
試験会場 |
(鳥取会場):鳥取県庁講堂 (米子会場):米子コンベンションセンター会議室 |
試験種目 |
教養試験 |
合格発表 |
9月27日(金) |
第2次試験
|
試験日 |
10月23日(火)~24日(水)(予定) |
試験会場 |
鳥取県警察学校 |
試験種目 |
論文試験、人物試験(個別面接)、適性検査、身体検査、 体力検査 |
最終合格発表 |
11月9日(金)(予定) | |
4.採用予定時期 平成20年4月1日
5.【参考】(昨年度の申込状況)
職種 |
採用予定者数 (A) |
申込者数 |
申込競争率 (B/A) |
(B) |
うちインターネット 申込者 |
警察官(男性) |
10名程度 |
名 186 |
名 15 |
倍 18.6 |
警察官(女性) |
2名程度 |
36 |
- |
18.0 |
合計 |
12名程度 |
222 |
15 |
18.5 |
(3)報告第3号
平成19年度鳥取県警察官採用試験(警察官A)の最終合格者について、事務局が説明した。
説明
鳥取県警察本部において最終合格者が決定され、9月5日(水)に発表される。その結果は以下のとおりである。警察官(男性)は30名程度採用したいということで、最終合格者は40名となっている。警察官の採用試験は第2次試験以降を警察本部に委任しており、最終合格者の決定は警察本部が行うが、発表の前に人事委員会に報告してもらい、事前に確認しているものである。
1.実施結果
職種 |
採用予 定者数 |
申込 者数 |
第1次 試験受 験者数 (A) |
第1次 試験合 格者数 |
第2次 試験受 験者数 |
最終合 格者数 (B) |
受験競 争率 (A/B) |
警察官 (男性) |
17名程度 |
名 228 |
名 185 |
名 112 |
名 84 |
名 40 |
倍 4.6 |
警察官 (女性) |
2名程度 |
48 |
40 |
12 |
2 |
2 |
20.0 |
警察官 (男性) 〈武道〉 |
柔道 |
1名程度 |
3 |
2 |
0 |
0 |
0 |
- |
剣道 |
1名程度 |
2 |
2 |
2 |
2 |
1 |
2.0 |
合計 |
21名程度 |
281 |
229 |
126 |
88 |
43 |
5.3 |
2.試験日程
|
第1次 試験
|
試験日 |
7月8日(日) |
試験会場 |
(鳥取会場):鳥取大学工学部講義室 (米子会場):米子コンベンションセンター会議室 |
試験種目 |
教養試験 |
合格発表 |
7月20日(金) |
第2次 試験
|
試験日 |
8月20日(月)~22日(水) |
試験会場 |
鳥取県警察学校、鳥取県警察本部庁舎 |
試験種目 |
論文試験、人物試験(集団討論、個別面接)、適性検査、身体検査、体力検査、実技(武道受験者のみ) |
最終合格発表 |
9月5日(水) | |
※第2次試験は、警察本部に委任して実施
【質疑】
委員からは「人事委員会は責任を持って公表する立場なので、結果だけではなくどのように適否を判断したのかという説明を警察本部から受けた方がよい。」との意見が出された。
(5)報告第5号
鳥取県職員労働組合ほか4団体から提出された「2007年度賃金・労働条件改善に関する要求書」について、事務局が説明した。
説明
要求書を提出した五者とは、県職員の団体である鳥取県職員労働組合、小中学校の教職員の団体である鳥取県教職員組合、高等学校の教職員の団体である鳥取県高等学校教職員組合、現業職員と企業局、病院局の職員の団体である鳥取県現業公企職員労働組合、市町村職員の上部団体である全日本自治体労働組合鳥取県本部である。ただし、現業職員や企業職員は地方公務員法の適用外であるし、市町村職員は直接的には関係ないが、県の影響を大きく受けるということで要求が出されている。
次回の委員会で回答案を協議し、その次の委員会で回答を決めたい。
1.提出日 9月4日(火)
2.内容(概要)
ア 2007年度賃金要求について
イ ワークシェアリングの実現、労働時間ならびに休暇・休業について
ウ 男女平等の公務職場の実現について
エ 福利、厚生施策等について
オ 非常勤職員、臨時的任用職員の処遇改善について
カ その他の労働諸条件の改善に関わる事項について
【質疑】
委員
おかしいと思われるような要求はないか。
事務局
ある。
委員
人事委員会に何でも言えばよいというものではないはず。
事務局
人事委員会の権限とそうでないものとの区別ができていない。五者なのでまとめきれないということがあるかもしれない。
委員
労働基本権が制約されているため第三者機関が必要ということだろう。任命権者的な立場に立つとおかしい。
委員
リプロダクティブ・ヘルツ・ライツとはどういうことか。
事務局
生殖に関する自己決定権などの意味。
事務局
子どもを産む、産まないを含めて、環境が整備されていてはじめて女性が自己決定できるということ。
委員
仕事上の不利益から出産が制約されないようにということ。
事務局
一般の職場にはあまりないが、教員など専門職場には休みが取りづらいというのがあるようだ。
委員
個々の意識の持ち方。切り替えられない人もいるのだろう。
(6)協議等事項
説明
1.人事委員会勧告・報告をめぐる諸情勢について、事務局が説明した。
2.鳥取県職員・鳥取県警察官の仕事説明会(採用試験ガイダンス)の開催について、事務局が説明した。
ア 目的
実際の仕事内容や魅力・やりがい等を紹介することで、
・鳥取県職員・鳥取県警察官採用試験の受験者の増加を図る。
・他の就職活動先よりも優先度を上げる。
・イメージと実際の仕事内容のギャップを解消する。
イ 概要
・開催日:H19.10.26(金)
・場所:県庁講堂及び県庁内各課
・対象者:鳥取県職員、警察官の採用試験の受験を考えている方
・募集人数:200名(申込状況によっては300名まで対応)
・職種:事務、警察事務、警察官、社会福祉、保健師、保育士、総合化学、薬剤師、獣医師、建築、農業、林業、畜産、土木、司書、公立学校栄養職員 等
・申込方法:電子メール又は往復はがきで申込
・申込期間 : H19.9.10(月)~10.12(金)
ウ 内容
全体説明 (1時間30分)
|
・あいさつ ・試験概要について ・勤務条件について ・福利厚生について |
職場見学 仕事説明 (1~2時間) |
職種ごとのグループ(事務は10~15名程度の班)に分かれて、 ・職場の見学 ・職員が仕事内容や体験談・感想などを紹介 ・職員と参加者との意見交換、参加者からの質問に対応 |
個別相談 (随時) |
会場の一角に個別相談ブースを設置し、 ・人事委員会事務局職員が個別に対応(1~2名) ・希望者のみ |
【質疑】
委員
高校生が警察学校に行っていたものか。
事務局
それは警察本部が実施した警察学校の入校体験事業である。
事務局
他県においてもこのような説明会を実施しているところがある。春は大学4年生、秋は大学3年生を想定している。
委員
民間企業は大学3年のうちに決まってしまうのではないか。
事務局
初めは第1次合格者を対象にして、実際の仕事とのミスマッチを防ぐために行っていたもの。
委員
どういう仕事をするのかということは早いうちに理解した方がよい。
事務局
ミスマッチを防ぐだけでなく、受験者確保のためにも必要となった。
委員
広報はどのように行うのか。
事務局
基本はホームページへの掲載である。
事務局
その他に資料提供などを行う。
委員
広くPRすることが大事だ。参加した人には満足してもらえるだろう。よい人材を簡単に確保しようと思えば入り口を広げる必要がある。人の目に触れる機会を多くした方がよい。
事務局
どのようにニュースに載せてもらえるかということが大事。