臨時休校期間に生徒の学びを高める取組の例(高校生向け)
鳥取県教育委員会では、新型コロナウイルス感染症対策による臨時休校の期間に、高校生の皆さん一人一人が「今すべきこと、今すべきでないこと、そして今自分ができること」を真剣に考え、行動することで、自分自身を成長させる機会となることを期待しています。
このページでは、高校生の皆さんが家庭で過ごす時間を利用して取り組めることを紹介していますので、参考にしてチャレンジしてみてください。
1 探究×キャリア教育×ふるさと教育
世の中の出来事や身近な事柄を題材にして、思考力・判断力・表現力を養います。
新型コロナウイルスの感染拡大について、いくつかの問いを用意しました。
いろいろな見方で考えたり、家族で話し合ってみることで、自分なりの答えを表現してみてください。
(1) 新コロナウィルスに関するニュースを見て「おや?」「えっ?」と感じ、「知りたい!」「調べてみたい!」と思ったことはありますか? ‥思いつく限り書き出しなさい。
(2) (1)のうち、最も重要だと思う『問い』を3つ選びなさい。
(3) (2)について、安全を確保できる範囲で、書籍・インターネット・インタビュー等によって調べ、まとめなさい。
(4) 調べたり、まとめたりする過程で、感じたこと・思ったこと・考えたことがあれば、書き出しなさい。
(5) 新コロナウィルスの感染拡大によって、あなたの家族など、身近な人の仕事や生活にどのような変化が起こりましたか?
(6)((5)を換言して)新コロナウィルスの感染が「拡大した後に成り立たなくなった地域の仕組み」から「拡大する前には普通に成り立っていた地域の仕組み」を再現しなさい。
(7) (5)の変化 と テレビやインターネット等で報じられているニュース とは、どのようにつながっていますか?
(8) あなたの家族など、身近な人は、新コロナ問題に対して、どんな想いで立ち向かい、どんな形で貢献していますか?
(9)(8)の貢献は、どんな学問や専門技能とつながっていますか?
(10) あなたが大人だったら、新コロナ問題に対して、どんな立場で、どのように貢献していきますか?
(11) 今の自分(高校生)でもできること、今の自分だから(家庭や高校や暮らしのなか、ネットを介してでも)できること、探究して見えてきたからこそ、自分や誰かを守るために行動・貢献したくなることは何ですか?
〔大正大学地域構想研究所 浦崎太郎教授のブログを参考に作成しました〕
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2 学習支援コンテンツ
高校で学ぶ科目などを、わかりやすく解説する動画を紹介します。
生徒の基礎学力を定着させるとともに進路実現に向けて学力を伸ばし、主体的に学習に取り組む態度等を涵養するための様々な取組を行っています。