2014年5月21日
平成26年5月19日(月)、平成26年度第1回近代・現代部会合同資料検討会を実施しました。
公文書館会議室で行われた資料検討会には、8名の部会委員及び調査委員に御出席いただきました。『近代政治行政編』、『軍事兵事編』の内容構成や今後の業務スケジュールの確認、意見交換をおこないました。
近代現代合同資料検討会での意見交換の様子
県史編さん室
公文書館 2014/05/21
in 会議など,県史編さん室
2014年3月27日
平成26年3月21日(金)、境港市しおさい会館にて、平成25年度新鳥取県史巡回講座「鳥取県の妖怪」(境港市・ほうき民話の会共催)を開催しました。今回は、鳥取県史ブックレット第13巻『鳥取県の妖怪-お化けの視点再考-』の著者である小林光一郎氏(神奈川大学日本常民文化研究所特別研究員)を講師にお招きし、ほうき民話の会から龍田美智子さん、内田美恵さんに語り部として参加いただきました。
当日は、約30名のご参加をいただきました。「語りと解説のコラボが良かった」、「お話が面白く、子どもの頃にに戻った気になった」「楽しい解説で勉強になった」など感想をいただき、参加者の皆様には楽しく学んでいただけたようです。
講師の皆様、参加者の皆様、開催に御協力いただいた境港市商工観光課、教育委員会生涯学習課の皆様ありがとうございました。
(写真1)足田館長の挨拶
(写真2)講演する小林光一郎氏
(写真3)「藤内狐」について語る龍田美智子さん
(写真4)「米子の河童」について語る内田美恵さん
(写真5)講演会の様子
県史編さん室
公文書館 2014/03/27
in 県史編さん室,講座などのイベント
2014年3月3日
平成26年2月25日(火)から28日(金)、米子市埋蔵文化財センター及び上淀白鳳の丘展示館において資料調査を行いました。
米子市埋蔵文化財センターでは、吉谷亀尾ノ上遺跡(よしたにかめおのうえいせき)出土の槍先形尖頭器と奈喜良遺跡(なぎらいせき)の有舌尖頭器の実測を行いました。いずれも約1万2千年前の縄文時代草創期のもので、槍の先端に装着された狩猟具です。
上淀白鳳の丘展示館では鮒ヶ口遺跡(ふながくちいせき)出土の石匙と晩田遺跡(ばんだいせき)の石鍬、石斧の実測を行いました。
鮒ヶ口遺跡は縄文時代前期(約6千年前)の遺跡で、石匙は匙と名前が付いていますがスプーンとして使われたものではなくものを切ったり削ったりした道具と考えられています。晩田遺跡は弥生時代中期(約2千年前)を中心とする遺跡で、石鍬は土を掘るための道具と考えられます。また石斧には樹木を伐採するためのものと木工品を加工するためのものがありました。
資料調査にあたりお世話になった米子市教育委員会、米子市埋蔵文化財センター、上淀白鳳の丘展示館の皆様にお礼申し上げます。
(写真1)実測作業風景
(写真2)石器と実測図(奈喜良遺跡の有舌尖頭器)
公文書館 2014/03/03
in 県史編さん室,調査
2014年2月4日
平成26年1月29日から31日の3日間、近代部会は国立公文書館、しょうけい館(戦傷病者史料館)、国立国会図書館憲政資料室、東京都立中央図書館特別文庫室などで資料調査を実施しました。
今回は、『新鳥取県史資料編 近現代 軍事兵事』に掲載する資料の調査として、しょうけい館においては、「日本遺族通信」「日傷」をはじめとする諸会報・雑誌類を閲覧・撮影を実施しました。
お忙しい中、調査に協力いただいた関係機関の皆様に、厚くお礼申し上げます。
(写真1)国立公文書館
(写真2)戦傷病者史料館しょうけい館
(写真3)資料調査をする岸本委員
県史編さん室
公文書館 2014/02/04
in 県史編さん室,調査
2014年1月24日
平成26年1月18日(土)、北栄町図書館「郷土史入門講座」に講師として県史編さん室の樫村専門員を派遣しました。
この講座では、「北栄町の民具資料について」というテーマで講演しました。その内容は、北栄町の砂丘畑ではそれに対応した民具(農具)が使用されてきたことと、今後も砂丘地帯、黒ボク土地帯のような特徴的な自然環境での暮らしの資料を収集・保存、そして活用していくことが重要であるということです。この講座には14名の方々が出席されました。
(写真1)講演をする樫村専門員
(写真2)講演会場の様子
県史編さん室
公文書館 2014/01/24
in 県史編さん室,講座などのイベント
2013年12月20日
平成25年12月12日(木)、西伯郡伯耆町において民俗部会は千歯扱き調査を実施しました。
伯耆町には日光公民館(西伯郡伯耆町大瀧)などに5点の千歯扱きが所蔵されており、それらの写真撮影、採寸、印刻や墨書の解読を行いました。今回、5点の内、4点は明治期の倉吉千刃、残り1点も鳥取県内産であることが確認できました。
5点中4点は高級品である「正鋼(しょうはがね)」製でした。伯耆町は鉄が産出地であり、そのこともあって良い鉄製品が使われたのかもしれません。
また、鳥取県内産の千歯扱きには「鳥取県ヤマタ製」「多賀市」と焼印ありました。この「ヤマタ」「多賀市」は県内のどこの生産者かは不明であり、今後明らかにできればと思っています。お忙しい中、調査に協力いただいた伯耆町教育委員会の皆様に、厚くお礼申し上げます。
千歯扱きを調査する関本調査委員
県史編さん室
公文書館 2013/12/20
in 県史編さん室,調査
2013年12月19日
平成25年12月12日(木)、古代中世部会・近世部会は群馬県前橋市で史料調査を実施しました。
前橋市の個人宅には、鳥取関係中世・近世史料の原本が所蔵されており、その内容確認および撮影を行いました。今回調査した資料の中には、近世の綿取引に関わった米子商人の活動内容が分かる資料など、貴重なものが数多く含まれていました。調査にご協力いただいた調査先の皆様にお礼申し上げます。
史料の確認、撮影を行う渡邉専門員
県史編さん室
公文書館 2013/12/19
in 県史編さん室,調査
2013年11月22日
(写真1)会場の様子
(写真2)講演をする福田アジオ氏(元神奈川大学教授)
県史編さん室
公文書館 2013/11/22
in 県史編さん室,講座などのイベント
2013年11月21日
平成25年11月11日(月)、横浜市八聖殿郷土資料館(横浜市中区)において民俗部会は千歯扱き調査を実施しました。
資料館には19点の千歯扱きが所蔵されており、それらの写真撮影、採寸、印刻や墨書の解読を行いました。今回、19点の内、1点はかなり古い倉吉千刃であることが確認できました。
資料館の建物は、1933年に元内務大臣の安達謙蔵氏が法隆寺夢殿を模して建設したもので、中には聖徳太子、弘法大師、親鸞、日蓮、釈迦、孔子、ソクラテス、キリストの8聖人の彫像が飾られています。お忙しい中、調査に協力いただいた横浜市八聖殿郷土資料館の皆様に、厚くお礼申し上げます。
(写真1)横浜市八聖殿郷土資料館
(写真2)八聖像
(写真3)調査を実施した千歯扱き
県史編さん室
公文書館 2013/11/21
in 県史編さん室,調査
2013年11月18日
平成25年11月14日(木)、第2回新鳥取県史編さん委員会古代中世部会を公文書館会議室で実施しました。今回は、4名の部会委員に御出席いただき、「資料編 古文書編」の構成・表記に関する検討事項や来年度の事業計画等について協議しました。
(写真1)古代中世部会での協議の様子
(写真2)錦織部会長
(写真3)日置副部会長
(写真4)末柄委員
(写真5)倉恒委員
県史編さん室
公文書館 2013/11/18
in 会議など,県史編さん室