2019年2月5日
平成31年2月1日(金)、新鳥取県史編さん委員会考古部会は、公文書館会議室にて古墳測量図検討会を開催しました。これは、これまで県史編さん事業における古墳測量で作成した県内主要古墳18基の測量図について検討するもので、高田部会長をはじめ県内の考古学研究者、自治体担当者など9名が参加しました。
検討会では、それぞれの古墳について形態、規模、問題点などについて検討し、意見交換を行いました。検討結果は平成31年度刊行予定の『新鳥取県史 資料編 考古2 古墳時代』の編集に反映されます。
(写真1)古墳測量図検討会の様子
(写真2)検討された古墳測量図の写真
県史編さん室
公文書館 2019/02/05
in 会議など,県史編さん室,考古
2017年10月19日
平成29年10月16日(月)、平成29年度第2回新鳥取県史編さん委員会考古部会を開催しました。
会議では、平成29年度事業の進捗状況を報告し、『新鳥取県史 資料編 考古3 飛鳥・奈良時代以降』の編さんや来年度以降の事業計画、刊行事業終了後の取り組みなどについて協議しました。
考古部会での協議の様子
県史編さん室
公文書館 2017/10/19
in 会議など,県史編さん室,考古
2017年9月28日
9月25日(月)、古墳測量にかかる現地説明会を開催しました。
9社の業者が参加し、事務局から事業にかかる説明を行った後、本年度測量実施予定の桷間1号墳(鳥取市大桷)、古海36号墳(鳥取市古海)、里仁29号墳(鳥取市里仁)の現地の様子を確認しました。
(写真1)現地説明会の様子
(写真2)桷間1号墳の現地確認の様子
(写真3)古海36号墳の現地確認の様子
(写真4)里仁29号墳の現地確認の様子
県史編さん室
公文書館 2017/09/28
in 県史編さん室,考古,調査
2016年10月19日
平成28年10月18日(火)、第2回考古部会を開催しました。
会議では、今年度の事業の進捗について報告するとともに、平成29年度事業の進め方や資料編刊行後の事業のあり方などについて協議しました。
考古部会での協議の様子
県史編さん室
公文書館 2016/10/19
in 会議など,県史編さん室,考古
2013年10月1日
平成25年9月30日(月)、考古部会は、古墳測量に伴う入札説明会を実施しました。
今年度、測量調査を実施するのは米子市淀江町にある城山(じょうやま)10号墳及び小枝山(こえだやま)12号墳です。
むきばんだ史跡公園において入札に関する説明会をした後、業者の皆様に現地確認をしていただきました。
(写真1)むきばんだ史跡公園で行われた入札説明会の様子
(写真2)城山10号墳付近での現地説明の様子
(写真3)小枝山12号墳のある丘陵。この尾根上に古墳があります。
(写真4)小枝山12号墳への登山道を確認する様子。
県史編さん室
公文書館 2013/10/01
in 県史編さん室,考古
2012年12月18日
平成24年12月17日から余井(よい)古墳の鉄器実測が始まりました。
今回の実測にはなんと岡山大学院生・渡瀨健太氏に協力いただいております。17日は鎌(かま)、18日は鏃(やじり)のトレース図を作成されるそうです。「17日から21日までの一週間、精一杯がんばります!」とのことです。
湯村専門員は、渡瀬調査員の真剣に取り組む様子に全国をまわって遺物の実測をしていた頃の自分を思い出したそうです。一週間だけの新メンバー加入に、県史編さん室一同大喜びです。
(写真1)トレース図作成中の渡瀬調査員(横から)
(写真2)実測中の渡瀬調査員(正面から)
県史編さん室
公文書館 2012/12/18
in 県史編さん室,考古
2012年1月27日
考古部会では、県内の主要遺跡のうち、未報告または不十分な報告にとどまっているものについて、出土品の再整理(実測作業)を行っており、整理作業員2人が実測作業を行っています。
現在は、布勢遺跡(鳥取市布勢)から出土した縄文土器を実測中です。布勢遺跡は現在、コカ・コーラウエストスポーツパーク(鳥取県立布勢総合運動公園)辺りにあった遺跡です。実測作業は、コンパスの一種で寸法を移しとることなどに使うディバイダー、土器の輪郭を図面に写しとる道具の真弧(マコ)や、厚みを計測するキャリパーなどを使い正確に行わなければなりません。大変な作業ですが、後世に、正確な資料を伝えるために日々努力しています。
(写真1)縄文土器(深鉢)を実測する様子
(写真2)縄文土器(蓋)をディバイダーで計測する様子
(写真3)実測に使用する器具。左からディバイダー、真弧(マコ)、キャリパー
(写真4)日々、黙々と作業を行っています
(写真5)県庁第2庁舎8階に県史編さん室分室はあります。
分室の窓からの眺めは、実測作業で疲れた目を休めるのに役立ちます。
県史編さん室
公文書館 2012/01/27
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2011年11月28日
(写真1)湯村専門員の講義の様子
(写真2)会場の様子
県史編さん室
公文書館 2011/11/28
in 県史編さん室,考古
2011年10月31日
平成23年10月29日(土)に吉野ヶ里歴史公園(佐賀県神埼郡吉野ヶ里町)で開催された吉野ヶ里歴史公園特別企画展記念フォーラムに、県史編さん室の湯村功専門員がパネラーとして参加しました。
フォーラムは「よみがえる邪馬台国 吉野ヶ里と出雲王国」と題され、第1部はマスコミ関係者、第2部は考古学・古代史の専門家による基調講演やパネルディスカッションが行われたものです。
湯村専門員は、青谷上寺地遺跡の発掘調査に携わった経験をもとに、弥生時代の九州と山陰に関するパネルディスカッションに参加しました。
(写真1)フォーラムの会場は、吉野ヶ里歴史公園の東口エントランス部分に設置されました
(写真2)第2部のパネルディスカッションには、全国から6名の専門家がパネラーとして参加しました
(写真3)県史編さん室の湯村専門員(写真左)もパネラーとして議論に加わりました
県史編さん室
公文書館 2011/10/31
in 県史編さん室,考古
2011年10月24日
本日から向山6号墳(倉吉市巌城)の3次元測量を始めました。今後、馬ノ山4号墳、北山古墳(ともに湯梨浜町)の順に測量していきます。古墳を測量するためには地表面が見えていないといけないのですが、古墳の多くは樹木や雑草に覆われています。そのため測量前に雑草や雑木の刈り取りを行います(写真1)。
写真2で使用しているのは、3次元測量を行う機械です。測量の際は三脚の上の部分が測量対象にレーザーを照射しながら左右に動きます。後ろに見える白黒に塗り分けられたターゲットを測量範囲に設置します。
写真3は、3次元測量作業の様子です。古墳全体にレーザーが当たらないので機械を移動させながら測量を進めていきます。最終的には計測データを合成しますので、左側の機械でターゲットに座標を与える作業も同時に行います。
(写真1)向山6号墳での除草作業の様子
(写真2)向山6号墳での3次元測量の様子(その1)
(写真3)向山6号墳での3次元測量の様子(その2)
県史編さん室
公文書館 2011/10/24
in 県史編さん室,考古,調査