明治23年創業。「国造焼」の名前は、不入岡の近くにある「こくぞうさん」と呼び親しまれている伯耆のみやつこを祀った大将塚にあやかっています。
シンプルなデザインの食器を製作する一方、焼締窯変の壺などの美術工芸にも取り組んでいます。
生産者/国造焼
〒682-0915 倉吉市不入岡390
電話 0858-22-8388
1985年春、青谷町山根の地に開窯しました。
蹴りロクロを使い、登窯にて焼成しています。
伝統的な仕事の中に明るく健康な暮らしの器を目指し作り続けています。
生産者/山根窯
〒689-0514 鳥取市青谷町山根190-1
電話 0857-86-0531
鉄による黒釉(黒化粧)と飴釉とのコントラストを生かし、高台は深く削り出し、薄手ながらも重厚な作風が特徴です。登り窯にて焼成、出来 上がるまでのプロセスを楽しみ、心安らぐ器作りを目指しています。
生産者/福光焼
〒682-0944 倉吉市福光800-1 電話 0858-28-0605
大正時代に焼かれていた大山焼を再興し、昭和四五年開窯、素朴さと現代感覚をそなえた焼き物を製作しています。鉄釉を主として使用・研究し、変化に富んだ魅力ある陶磁器で、玉鋼耀天目をはじめ、青瓷・油滴・均窯・灰釉等を焼いています。
生産者/大山焼久古窯
〒689-4105 伯耆町久古1401 電話 0859-68-2098
昭和五十四年春に開窯しました。地元の陶土・
粕薬原料を活用して、手仕事の伝統継承と展
開を目標に、日々の生活を潤す作品づくりに取
組んでいます。籾灰や黒石一泥岩)を使った独自
の美を重視した
無駄のない造形
に深みを与え
ています。
生産者/延興寺窯
〒681-0046 岩美郡岩美町延興寺525-4 電話 0857-73-1219
吉田璋也の民芸運動に影響を受け、陶芸を志し、昭和四十六年に岩井の地に開窯しました。全国への発信を目標に掲げ、北海遺から九州まで各地で作品展を開催しています。伝統的な技法を使いながらも常に新しい作品を発表し、現代の生活様式に合う提案をし続けています。
生産者/クラフト館 岩井窯
〒681-0025 岩美郡岩美町宇治134-1 電話0857-73-0339
江戸時代の中期、明和年間(1764-1772)に、鳥取藩主池田侯に招かれた京都の陶工が築窯し、藩の御用窯として茶器などを焼かせたのが始まりといわれています。吉くから伝わる登り窯で焼かれ、わら灰効薬を使い独特の味わいを出しています。
生産者/因久山焼窯元
〒680-0451 八頭郡八頭町久能寺649 電話0858-72-0278
昭和初期に衰退していた牛ノ戸焼を復興させたのは、民芸家の吉田璋也の指導と四代目の努力によるものでした。素朴な民芸調で太く堅牢なところに特色があり、主に日用雑器が焼かれています。
生産者/牛ノ戸焼窯元
〒680-1225鳥取市河原町牛戸185
電話 0858-85-0655
絶えかけていた上神焼の再興を願って窯を開い
たのが初代です。初代は平野桐雲に師事し、そ
の作風は長い伝統と色鮮やかな辰砂の上神焼と
して好評を受け、さらに現在では辰砂はもと
より油滴点目、金彩窯変など新しい分野も得意としています。
生産者/上神焼上神山窯元
〒682-0902倉吉市上神326-1
電話0858-22-5705
約二五0年前、江州(滋賀県)の陶工丈助により製陶が始められたと伝えられています。会見焼と呼ばれた時期もありましたが、この伝統を受け継ぎ、明治三八年に初代が築窯して法勝寺焼を創設。土瓶などに良く表れている焼き上がりの柔らかみが特徴です。
生産者/法勝寺焼松花窯
〒680-0337 西伯郡南部町落合257 電話0859-66-2052
昭和二〇年に登窯を築き、鳥取の民芸家、吉田璋也の指導を受け、現在久野恵一氏の指導により日本民芸館展に多数入選。用と美をテーマに真の民芸品を制作しています。使用する粘土は地元のもので釉薬は、黒釉、緑釉、白釉を主としています。
生産者/因州・中井窯
〒680-1224 鳥取市河原町中井243-5
電話 0858-85-0239
この地方では、古くから伯尾山、伯州尾山といった名称で製陶が行われていました。現在の上神焼窯元は、昭和一八年に初代窯主によって築かれたもので、京風の作りに地方色をとりいれて、伝統と新しい手法で焼成するのが特徴的です。
生産者/上神焼窯元
〒682-0915 倉吉市不入岡395 電話0858-22-8389
昭和三六年に、法勝寺焼二代目が松花窯の脇窯として皆生に登窯を築いたのが始まり。手法、焼成は、法勝寺焼松花窯と同じものですが、皆生の砂、日野川河口の砂鉄を粘土や釉薬の中に混ぜるなどの新しい技法も取り入れて製作が続けられています。
生産者/法勝寺焼皆生窯
〒683-0001 米子市皆生温泉2-19-52
電話 0859-33-2826
江戸の末期から明治維新により廃藩になるまで数十年間、染付の日用雑器が焼かれていました。一九七一年桐山城趾の山麓に窯を築き、白磁・染付・黒刷毛を主に浦富の磁器として、再び生まれています。
生産者/浦富焼窯元
〒681-0003 岩美郡岩美町浦富3174-3 電話 0857-72-0250