鳥取環状道路は鳥取都市圏の環状道路として自動車交通の円滑化を促進し、都市活動の活性化に資するとともに、「鳥取県東部地方拠点都市地域」の中心都市としての機能強化を図る延長約8kmの路線であり、平成6年12月に地域高規格道路の計画路線に指定されました。
そのうち、国道53号交差点から国道9号交差点までの延長3.8kmの区間については、街路事業(都市計画道路宮下十六本松線)として4車線化に着手し、地域高規格道路鳥取環状道路として整備してきました。
この道路は、完成した区間から順次供用しており、平成21年3月21日、残っていた0.9kmの区間の供用開始により、全線供用となりました。平成21年3月に智頭・河原間が供用を開始した鳥取自動車道、山陰道、鳥取豊岡宮津自動車道等と一体となって広域的なネットワークを形成し、地域の活性化に寄与するとともに、鳥取市の環状道路として市街地の混雑軽減、渋滞の緩和が図られるものと期待されます。